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混沌なる狭間の世界にて

皆様はじめまして、天星えありと申します。初投稿&処女作で御座いますが、どうか暖かい目でご覧下さいませ。








世界はただ、存在していた



いつ生まれ、いつ死ぬのか



それは誰も知らぬまま



そうあるべきとるのは



始まりから終わりまで



そしてその先もる彼女だけ



何ものでもない彼女は



故に何も持たず



概念すらなく 時すらもなく



ただただ混沌であった



やがて世界は誕生し



多くの『生』あるものが生まれ



多くの『死』もまた生まれずる




それでも彼女の感情を生じさせることはない



幾度の時が経ち



数多の命が生まれ 消え



そして彼女は(運命)に出会う



(運命)は彼女に感情を与えた



沢山の思い出 様々な記憶



喜びも怒りも哀しみも



(運命)から与えられる全てが心地よく



(運命)と共有する時が何よりも至福だった






それでも



そうであれども



彼女は混沌であるが故に



確かにっていた筈だった



全ての命には、限りがあることを



そしてその終わりが、決して寿命の尽きる時だけではないことを



望む望まざるに関わらず



脆弱であるがゆえに、命は命を消費し続ける



例えそれが、理不尽なものであったとしても



例えそれが、無意味なものであったとしても








しかし彼女は混沌であった



良くも悪くも、混沌(始祖で終焉)であったのだ



だから彼女は全てを許さなかった









彼女は愛していた





彼の愛する世界を





彼がいる世界を





彼女は憎んだ





彼を殺した世界を





彼がいない世界を





それでも彼女は愛していた





彼の愛した世界を





彼がいた世界を









そう、彼女はこのどうしようもない世界を













何よりも憎み、そして何よりも愛しているーー


















何通りもあるアイデアの中のひとつですので、どれを更新するかは気分次第です。高校の勉強もある為かなり不定期な投稿になります。一応ラストはぼんやりとですが決まっているので、どうぞ見捨てずお見守り下さるとありがたい限りです。

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