13話:決断 【グリン編】
最近凄く暑いですね、皆様も熱中症には気を付けてくださいね。
完成しましたので、投稿いたします。
読んで頂けたら幸いです。
グリンが家に帰ると、アルバが迎えてくれた。
アルバ「お帰りなさい」
笑顔で迎えてくれるアルバを見ると自然とグリンも笑顔になった。
グリン「ただいま!」
帰ってからしばらくゆっくりしながら考える、
(姉さんが無事で良かった。それにしてもあの人……どうして俺なんかに優しくしてくれたんだ?周りにも沢山人が居たのに……いや、ただの親切な人だっただけなのか……?)
そう考えながら、グリンは渡された名刺を眺める。
グリンが考え込んでいると、その様子を見たアルバが話しかける。
アルバ「お姉さんどうだった?」
アルバに話しかけられたグリンは眺めてた名刺から目を離し答える。
グリン「あぁ!姉さん?無事だって。」
そう答えるとまた名刺を眺める。
明らかに雰囲気が違うグリンにアルバが訊く。
アルバ「どうしたのグリン?さっきから名刺ばっかり見て……もしかして、いけないお店の名刺?」
アルバは冗談混じりに訊く。
グリン「え!?いや!そんなんじゃないよ!」
そう答えるグリンにアルバが顔を覗き込み念を押して訊く。
アルバ「本当に??」
グリン「本当だって!」
アルバはグリンのあまりの慌てっぷり思わず笑ってしまう。
アルバ「フフ、冗談だんよ。」
アルバは微笑む。
グリン「なんだ!冗談か、そ、そんな事僕も分かっていたさ。」
冗談だった事を知り、先ほどまで必死にアルバの誤解を解こうとして話していた自分が、
急に恥ずかしくなった。
笑いながら答えたが。顔が赤くなったのが自分でも分かるぐらいだ。
落ち着く為に、しばらく間を置いてから話始める。
グリン「実はこの名刺、僕が役所に行った時にある男性に貰ったんだ。」
そう話始めると、グリンはさっきの出来事と自分が考えてた事をすべて話した。
話を聞いたアルバは答える。
アルバ「確かに何か不思議……でも普通の親切心でやってくれた可能性も捨てきれないね。」
グリン「うん、そうなんだ。」
アルバは難しい顔を浮かべた後に話す。
アルバ「でも、危ない事はやめてね?」
そう訊かれたグリンは答える。
グリン「もちろんだよ!アルバに心配かける事は絶対にしない!」
アルバはそれを聞いて凄く喜んだ。
アルバ「良かった!じゃあそろそろご飯の準備をするね!」
アルバがご飯の支度に行った後、グリンは考えた。
グリン(この人が居れば、遠く離れた姉さんの場所や動きもすぐわかるんじゃないか?もしかしたらあれだけ軍事役所を言うとおりに動かす事が出来るんだ、もしかしたら役所を挟まず直接本部に訊いてある程度の敵の動きもわかるんじゃ……その敵の動きを姉さんに伝えてもらうようにしたら、姉さんは危ない目に遭う確率も少なくなるんじゃないか…?)
そう考えるとグリンはこの男性に連絡を取ることにした。
グリンがそう決めた後に、アルバの作った料理が出てきた。
どれもこれも美味しそうだ。
グリン「ありがとう!とってもおいしそう!頂きます!」
アルバ「口に合うといいけど」
そう言うアルバは美味しいかちょっと心配そうだ。
グリンはそう言うと、アルバの手料理を食べる。
食べてる顔も凄く美味しそうだ。
アルバはこれだけおいしそうな顔で食べてくれるのなら、料理は上手く作れてる。
分かってはいるがグリンからの感想が聞きたい。
アルバ「どうかな?」
そう訊かれたグリンは即答する。
グリン「おいしいよ」
そう答えるグリンは満面の笑みを浮かべていた。
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