第三話 来訪と怒号
この作品はフィクションです。
実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。
あくまでも、社会に問題提起をする作品です。
※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。
200×年 8月19日
午前9時ごろ、、
アパートの外廊下に、、、
靴音が
コツコツコツと
こだました
ドアチャイムが鳴る
ドアを開けると、、、
「家賃保証会社ハナガサのトリタです」
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トリタは新札の一万円札のおじさんに似ていた。
トリタはドアに足を挟み込み、ドアを閉めらなくした。
フットインザドアってやつだ。
茶色のつま先が細長い革靴、金具がついてて高そうなブランドものの革靴
トリタは私を濁った眼で私を睨み、
大声で叫んだ。
「家賃払えーコラァ」
「××××××」
「××××××」
「××××××」
鼻息がかかるくらいに顔が近い。
「家賃払えーコラァ」
「××××××」
「××××××」
「××××××」
伏字にしたのは
あまりに酷い言葉だからだ。
慎ましやかな人生を送れば一生言わないような言葉。
ふらふらふらふらふらふら
「家賃払えーコラァ」
「××××××」
「××××××」
「××××××」
トリタの怒号がアパートの廊下に響き渡る。
私は、過呼吸、パニック発作となり廊下に倒れ込んだ。
倒れた勢いでドアが開き、
トリタは反射的に一歩下がった。
アパートの外廊下に体を打ちつけて倒れた。
足から血が出た。
トリタはそんな私を気にする事なく、
「これ、分割払いの振り込み先書いてあるから」
封筒を叩きつけられた。
倒れ込んだ私の顔に封筒が落ちた。
「次に滞納したら強制退去だから」
「きょーせーいたいきょー」
「きょーせーいたいきょー」
「きょーせーいたいきょー」
過呼吸になりならがも
「はあはあ、ここを、追い出されたら、、
私はどうすればいいんで、すか、、ひぃひぃ」
トリタは私に背中を向け去っていき
無言で去って行った。
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どうやら気絶をしていた。
市役所のケースワーカーさんに泣きながら電話した。
「それは大変でしたね、記録に残しておきます」
小雨の降る中、傘も刺さずに、
部屋着のまま、スリッパのまま
診療内科に行った。
よろよろと歩きながら、泣きながら、、
「ハライさん、1番の診察室にお入りください」
先生の顔が見た瞬間に、ぼろぼろ泣いた。
(続く)
この作品はフィクションです。
実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。
あくまでも、社会に問題提起をする作品です。
※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。