第二十話 弁当と電話
この作品はフィクションです。
実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。
あくまでも、社会に問題提起をする作品です。
※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。
凍えるような寒い冬。
唐揚げ弁当を食べようとしたら、
スマホが鳴った。
フリーライターのミチヤさんからだ
「トリタが逮捕された」
「案の定、不動産会社のエチゼンと
家賃保証会社のハナガサは
合併して社名変更、アマクサという社名に
なるそうだ。企業のトラブルでは社名変更でイメージを変えるのはよくある」
「そして、明日、会見を開くそうだ
フリーの記者も入れる。
会社側としては、騒動を受けての
社名変更で逃げ切るつもりだ」
「俺は、天下り、癒着の決定的な証拠を
会見で突きつける。
これが世に出たら、瑠璃市警察の署長の
クビが飛ぶかもな」
「ハナガサだけでなく、
家賃保証会社という存在自体が
なくなるかもしれない
それくらいでかいネタだ。」
「会見は生配信もあるそうだ。
すげー事になるぞぉ」
、
、
、
、
、
暗号のアマクサの意味がわかった
明日の記者会見も楽しみだ
しかし、
外はすごく寒い
天気予報だと夜は氷点下になるらしい。
そんななかコンビニに酒を買いに行く
白い何かが大量に降ってきた
氷雨か、みぞれか、雪か、、
、
、
、
いや、、降ってきたのは
クシャクシャのトリタの名刺
何枚も、何枚も、、、、
トリタの名刺が、、、
トリタ逮捕された改心したはず
生霊の残り香か?
でもまあ良いか、
地面に降り積もるトリタの名刺を踏み潰しながら、コンビニへ向かう
その足取りは軽く、気分も軽い
これでいいんだ。
人生なんて
耳鳴り、幻聴が聞こえる。
ポーン、、
どっかで聞いた音だ。
あ、病院のナースコールだ。
、
まあ、気のせいだ。
悩みなんて気のせいだ
幻聴も名刺も気のせいだ。
、
、
、
、
、僕は鼻歌まじりに
寒空を見上げながら、言った
「HAPPY END」
この作品はフィクションです。
実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。
あくまでも、社会に問題提起をする作品です。
※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。




