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第二話 不安と不眠

この作品は実話を元にしたフィクションです。

実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。

あくまでも、社会に問題提起をする作品です。

※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。


200×年 8月8日 

家賃保証会社ハナガサのトリタから

電話で、恫喝まがいの家賃取り立てを

され、全く寝れずに翌朝を迎えた。


別件でスマホが鳴った

だけで、ガタガタ震える。


スマホが怖い。

いつスマホが鳴るかと

思うとタイムリミットのわからない

時限爆弾が真横にあるような気分だ。


トリタの怒鳴り声が頭の中で聞こえる。

ぐるぐるぐるぐる

言葉が回る。



「家賃滞納するのが、どういう事かわかってんのか、、」


「家賃滞納するのが、どういう事かわかってんのか、、」


「家賃滞納するのが、どういう事かわかってんのか、、」



ぐるぐるぐるぐる

言葉が回る。


診療内科に泣きながら当日予約で受診。


自宅から診療内科まで10分のはずだが、

1時間かかった。


もしかしたら、トリタに待ち伏せされてるかもしれない。

付きまとわれてるかもしれない。


「ハライさん、1番の診察室にお入りください」

先生に全てを、話した。



帰って来てレトルトカレーを食べて、

食後の薬を飲む。



ハナガサは酷い会社だなぁ、、、

ふと「家賃保証会社 ハナガサ」で検索した。


求人広告を見つけた。


月給22万、学歴不問、経験不問

交通費支給、寮完備、、

寮完備、寮完備、寮完備?


家賃滞納した人を追い出す仕事をしてる人が

住む場所がなくなる不安がなく働いている


なんか、そんなことわざあったような

対岸の火事?

安全な場所から石を投げる?

背水の陣の逆?



寝る前に強い睡眠薬を飲む



夢を見た。


「家賃滞納するのが、どういう事かわかってんのか、、」


「家賃滞納するのが、どういう事かわかってんのか、、」


「家賃滞納するのが、どういう事かわかってんのか、、」


言葉が回る。

ぐるぐるぐるぐる


悲鳴をあげ飛び起きた。



そして、、、、、、

数日が経った。


滞納した家賃の分割払いの振り込み用紙が

届くのだろうと思っていた。


(続く)

この作品は実話を元にしたフィクションです。

実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。

あくまでも、社会に問題提起をする作品です。

※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。


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