第十五話 特定と確定
この作品はフィクションです。
実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。
あくまでも、社会に問題提起をする作品です。
※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。
200X年10月9日
入院して、2週間かなり良くなった。
楽になった。
薬のおかげだ。
作業療法と言って
絵を描いたり、ヨガをしたりする
これがとても楽しい。
特に色鉛筆で絵を描くのがすごく楽しい。
花や空、深海魚の絵を描いた。
トリタの名刺も見なくなった。
病室内はWi-Fiがあるから、
スマホは使える。
病室が大部屋だから、
通話は、ベッドではできないルール
だが、メールや検索は出来る。
ハナガサに関して、調べてみよ
SNSで、家賃保証会社 ハナガサの親会社
不動産会社エチゼンで検索
【不動産会社 エチゼン】
★★★⭐︎⭐︎
「従業員の態度が悪い」
「内見の時の説明が雑」
「退去時に多額の現状回復費を請求された」
次にトリタの特定だ。
トリタの名前から推測して
toritaなど
で検索して、
本人らしきSNSを発見
「消費者金融で債権回収する時と
ほぼ仕事内容同じやん」
「家賃を払ってない奴らの
家回るだけのお仕事楽すぎワラタ」
「家賃払わない馬鹿が悪いんだよ」
一つ一つ見たら、
どうやら、高校時代はヤンキー、
その後、バイクで物損事故を起こして
多額の賠償金を払うため、
消費者金融に就職、債権回収を担当。
家賃保証会社に就職
ちなみに、貸金業法の規制が厳しくなり、
消費者金融から家賃保証会社に流れてくる人は多々いるそうだ。
生年月日も出身校もプロフからわかった
瑠璃市でも有名なFラン高校だった。
仲間との家飲みの画像も見つけた。
部屋から物件を特定するときは
窓とキッチンから特定しやすい。
壁紙や床は改築しても、
窓やキッチン、特に水道はそのままというケースが多い。
さらに、キッチンの画像は確実に物件紹介サイトに掲載されてるからだ。
ハナガサの社員は寮完備なのは
わかってる。
寮とはいえ、
親会社の不動産会社エチゼンの
管理物件だろう。
物件紹介サイトの画像から
アパート特定
南瑠璃にあるキタミズコーポ
窓から見える景色から2階と予想
築年数が20年越えの木造だ
おそらく、物件がボロいから
社員寮として使ってるようだ
仲間内からは「トリやん」ってる
通勤はバイクか、、
さて、続いて、、
事故物件サイト「住田マップ」で
瑠璃市を検索したら
、
、
、
、
ない。
ハナガサの物件が一つもない
やはり、圧力で消したのか?
いや、スミダマップのサイト管理人のスミダという人がインタビューを受けている記事を
見つけた「圧力があっても削除しない」
と名言している。
ミチヤさんが言ってた。
事故物件でも改築すれば別の物件という扱いになり事故物件ではなくなるらしい
そういや、僕の住むアパートも不自然な形の
ワンルームだ。
だとしても事故物件の告知義務のガイドラインは守ってないようだ。
今日はもう寝よう。
(続く)
この作品はフィクションです。
実在する会社、団体、個人を批判、揶揄するものではありません。
あくまでも、社会に問題提起をする作品です。
※実際に、全ての家賃保証会社がこのような行為を行なってるわけではありません。




