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08話 ようやく登場従者ロボ

 かすかな光を頼りにシャルロットは階段を下りる。

 階段先の奥には扉があった。

 扉を開けると、部屋にパッと明かりがつく。


「あれはカプセル?」

 部屋の中央にはカプセルがひとつあった。

 シャルロットが近づくとペンダントは輝きを増す。


「人……型のロボットですわね。これは」

 カプセルの中を見てシャルロットは見抜く。

 皮膚と皮膚との間にわずかにつなぎ目があった。

 ペンダントが輝くと、音を立てカプセルが開く。

「自分は従者、名をダリルと申します」

 執事服の男は自己紹介したのち、挨拶する。

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