表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
1/1

優勝者 -転生-

カードゲームホビーアニメのあるある展開を書いていきます。転生者設定を活かしてメタ発言なんかも使っていきますので苦手な方はブラウザバック願います。

まだ、カードバトルシーンは出てきませんが架空のカードゲームで描きます。

「優勝はニジムラキョウスケ選手ーー!!」

やっと…やっと優勝できた!

優勝が決まった時、はじめに訪れた感情は安堵だった。

苦節10年、大人気カードゲーム「カラーバトラー」の競技プレイを初めてからそれだけの年月が経過した。

初めは、地域のショップ大会から徐々に大型の大会に出るようになり、遂に世界大会の舞台で優勝することが出来た。このゲームを続けてよかった、今までの努力が報われた、と感慨深く思っていたのが数時間前の話。

大会会場近くの宿泊先に戻る途中で居眠り運転のトラックに追突された、らしい。追突された瞬間は分からなかったがどうやら魂が身体から離れるとそういうことが分かるようになるらしい。ふわっ、と浮き上がる感覚のあと目の前に真っ白な空間が現れた。上も下も横も白、白、白。

空間が白で埋め尽くされていた。

ーここが天国?それとも地獄かな?

そんなことを考えていると目の前に長いヒゲの老人が現れた。

「貴方は一体?」

「そうじゃな、君たちの世界の言葉で云うところの神と呼ばれる存在じゃ。」

「神様……神様がなんで……」そこまで言いかけて、目の前の老人が手で制した。

「言わずとも分かる、なんせ神じゃからな。わしは何者で何故おぬしはここにおるのか、とききたいのじゃろう」

どうやら相手はほんとに神らしくこちらの疑問を的確に当ててきた。

「まぁそれに答えても良いのじゃが、何も知らない方が面白いということもあろうて……」

そう言って神は、大きく片手を上げた。

「カードゲームが強い君に相応しい世界に送ってあげよう。そこでの活躍次第でわしのこともわかるじゃろうて」

神がそういうと、途端に目の前が黒くなった。先程までの白とは真逆の黒。黒、黒、黒……音もなくただ静かな黒い世界が広がっている。

これが神の言っていた世界?

この黒い空間がほんとに世界なのかも疑問だが、一体どういうことだろうか……ぼんやりと考えていると白い空間の時のように急に眼の前が色づいた。

今度は白ではなく様々な色に満ちていた。

大小様々な人が眼に入ってくる。どうやらガラス戸の向こう側に居るようだ。それにしても身体が動かないが一体どう云うことだ?目だけは動かせるようであたりをキョロキョロと見回すとどうやらカードショップのようだ。なるほど、神様が言っていたカードゲーム強者に相応しいという言葉の通りカードゲームのある世界らしい。それなら別に元の世界でも同じだったが……。そんなことを考えていると目の前のガラス戸が開いた。

「このカードをください!」

5,6才くらいだろうか。小さい少年が自分を指差していた。ん?カード?店員と思しき青年の手が伸びてくるのを感じる。?????

そして……

手に取られた。

あぁ、なるほど。どうやらカードに転生したらしい。

いや、何もなるほど、と納得は出来ないけども。

ともかく俺、ニジムラキョウスケの第2の生はここから始まるらしい。神様、せめて生き物に転生させて欲しかった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ