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世界最強を追い求めた賢者の短い物語


最強。


ただ、それだけ憧れ、追い求めてきた。


周囲からは『お前には到底無理だ』と朝笑われた。


それでも諦めず、知識を学び、実戦を繰り返した。


ひたすら戦ってきた。


しかし、長い長い時を経て、辿り着いたのは何もない。


初老の賢者が持つあまりにも強すぎる力を恐れてあらゆる敵に襲われた。


故に、世界を嫌い、高い塔に引きこもった、


それで世界最強の賢者の物語はおしまい。




しばらくして、勇者の物語に端役としてちょっと出た。


彼は仲間と共に魔王を倒す方法を探し求め、賢者に訪ねてきたのだ。


世界最強の賢者は倒し方の解説とチートアイテムを手渡して、早々に退場しましたとさ。

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― 新着の感想 ―
 強すぎても、パーティからあぶれちゃいますものね。  孤高、といえば聞こえはよいですが。  読者からは、こいつがひとりで魔王倒せばいいじゃんって、なりますよね(汗)
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