TRAVEL IN OKINAWA 10[two double rooms]
「二人部屋が二つという事ですか?」
「そう~ごめんなさい~」
「いやかなり安く泊まれるんだから。全然悪い事じゃないよ」
「で、ど、どういう組み合わせになるんだい!?」
「えーと、ここは同級生同士で良いと思うんですけど~」
恋那がニヤッと少し黒い笑みをしたのは私しか見えてなかったな。
「うん!それで良いんじゃないかな!」
りねこはそうだよね。
「あ、あの壬央さん」
「じゃあそれで!ホラ行こう佳己ちゃん❤️私達が506で八幡先輩達は507で!」
四人はそれぞれの部屋へ。部屋に入る前に佳己は名嘉の方をチラッと見た。
名嘉の表情は何も変わらない。佳己でも読めないくらい。
「じゃあ準備出来たらそっち行くね」
と、りねこ。
「はーい!」
恋那が答える。
名嘉は終始何も言わない。
旅行前にホテルの手配を買って出たのは恋那。もちろん分かってると思うけど四人部屋が取れなかったのは嘘!
意図的に二人部屋を二つ取った!
ここが人気のホテルで安いのは間違いない。
用意周到!旅行前からの準備!
2回目のデートを経て心を通わせた名嘉と佳己。
このデートの前だったら佳己は色々と策略を画作していたでしょう。
恋那のストーリー通りには進まなかったと思う。
けど、あのデートでの幸せが佳己の頭の回転を止めた。
ここからずっと恋那ターンが続くのかな?
ホント恋って人を狂わせるね♪




