TRAVEL IN OKINAWA 4[Janken's winner and loser]
名嘉ーチョキ
佳己ーチョキ
りねこーパー
恋那ーグー
「よしっ!一回ストップ!」
初回はあいこ。一旦ストップで各々次の手を考える。
が、1人だけ別の事を考えているのがいた。
佳己。
佳己の考えはこうだ。
チョキ。名嘉さんと同じだった。名嘉さんと同じ・・・・。
たかだがジャンケンの最初の手が好きな人と同じだった。それだけ。
それだけでこんなにも幸せを感じているのか私は。
一つ一つが嬉しい。それが何であっても。
だってさ、本当に恋する乙女だなぁ佳己は。
うーん、私には分からないなぁ。ジャンケンでこの幸せは。
まぁ理解する必要はないんだけどね。
その事でその人が何に幸せを感じるかはその人の感覚だし。賛成するのでも否定するものでもないからね。
「じゃ次いくよ!あいこで!」
「「「「しょ!!!!」」」」
名嘉ーパー
佳己ーチョキ
りねこーチョキ
恋那ーパー
勝者ー佳己、りねこ
「あ、負けた」
「あっ違った」
「あっ勝った!」
「あっル~ザ~」
「ハァー仕方ない。私と恋那ちゃんでジュース買ってくるよ」
立ち上がる名嘉。
「え!?一人負けまでやるんじゃないんですか!?」
「お、鬼畜だねぇ佳己ちゃん。四人分はキツいからね、行こっか恋那ちゃん」
「佳己ちゃ~ん私と行けないのさびしいのは分かるよ~!でも、少し待っててね~!」
「早く行ってください。私お茶で」
「あ、じゃあボ、ボクはコーラで」
「ハーイ!行ってきまーす!」
「じゃあちょっと待っててね」
「あっ・・・・」
寂しそうな佳己。
さっきまでの幸せはどこへやら。
名嘉は何とも思ってないのかしら?佳己のが重いのね。
そのまま立ち尽くしながら名嘉達の行った方を見つめる佳己。
「・・・・・」
「・・・・」
「あ、あ~座って待ってようよ。ひ、姫井戸さん」
「・・・ハイ」
残された二人の沈黙。




