SCHEDULE OF GOLDEN WEEK 10 KAMIver [To believe it as an escalator]
上の階へ上の階へと上がるエスカレーター。
エスカレーターのように何でも上手くいけば良いのにといつも思っています。
エレベーターのが早いですけど、エスカレーターのように景色を見て自分がどんな感じに上がっているのか分かる方が私は好きです。
っと詩のような事を考えながら本屋の階数を増やしていきます。
目的の本は読めました。あとは日課の本屋全ジャンル巡りだけです。
壬央さんと一緒です。別に嫌ではないです。
朝も私の体力作りを手伝ってくれてますし、感謝しています。
本当に何故壬央さんは私にこんなにしてくれるのか謎です。
壬央さんの気持ちは分からないです。
人なんて誰の気持ちも分からないですけどね。
どうやっても分からないです。聞いてもそれが真実かも。例え真実でもそれを真実と知るすべないですから。
でも、私は名嘉さんの気持ちは知りたい。
名嘉さんには幸せになって欲しいです。
名嘉さんはこの前のデートで私を受け入れてくれました。
あの言葉は真実と私は思っています。
相手の気持ちとは信じる事で分かるのではないのでしょうか。
此方が信じる事で成り立つのではないのでしょうか。
真実を話す気持ちとそれを信じる事で人は一歩正しくなれるのではないのでしょうか。
人が正しくなんて果てしない道です。
「佳己ちゃん、着いたよ」
壬央さんに声をかけられました。
「はい、ありがとうございます」
そこには本より目に入るものがありました。




