SCHEDULE OF GOLDEN WEEK 7 RINEKOver [I will arrive at you]
帰り、名嘉くんが本屋へ行くと言う。
ついて行こう。ボクも旅の本を見たかったんだ。
オシャレ通りを少し外れた所に大型本屋がある。
ジャンルごとに階が分かれており、8階建ての本屋だ。
たまに一人で来るけど誰かと来るのは初めてだ。
「りねこさんは何の本探してるの?」
「ボクは旅の本だよ」
「一緒だねぇ」
と微笑む名嘉くん。可愛い。
可愛いと思ってしまった。出会った時に感じた何かはこれだったのか?
・・・・分からない。
そんな事より本だ、旅行本だよ。
金銭的、そして楽しい計画を!
旅行関係は四階。ボクはすぐ様旅行本を手に取る。
東北、関東、中部、関西方面を中心に読み漁る。
気づくと40分は経っていた。名嘉くんの姿が近くにない。
ん?名嘉くんも旅行の本を読みに来たんじゃないのか?
探すと名嘉くんは世界の旅行本コーナーに居た。
名嘉くんはワールドサイズだな!ゴールデンウィークで世界に行く気なのか!?
「名嘉くん」
声をかけてみた。
「あ、買うの決まったの?」
「まだだけど、名嘉くんはゴールデンウィークは世界かい?」
「違う違う!これはー将来行きたいなぁと」
将来のことを考えているとは、名嘉くんは計画性があるなぁ。
「りねこさんは欲しい本なかったの?」
「迷ってしまってね」
「迷うよねぇ。行ったことない所のが多いからさぁ」
「まぁゆっくり決めるさ。君からの返事もまだだしね」
「あ〜ごめんなさい」
「気にすることないよ」
と言いつつボクの心の中はドキドキしっぱなしなんだけどね。
「他の階も見てみないか?」
「良いよぉ」
ボクらは登りのエスカレーターに向かった。




