SCHEDULE OF GOLDEN WEEK 2 KAMIver [Fictional friends]
昨日の幸せがまだ心に残っています。
それにスッキリ爽快な気分です。まさか私の想い、考えを受け止めてくれる人がいるなんてという感じです。
先輩・・・・いえ、名嘉さんを疑う訳ではないんですが、正直無理だと思っていました。
名嘉さんに話をしたのはどうなろうとこの人には私の考えを伝えておきたいという気持ちがあったからです。
それだけ私は名嘉さんを愛していたのでしょう。
出会いとかは変できっかけなんてあってないようなものでしたけれど、そこは重要じゃないですから。
重要になるのは結婚式で馴れ初めを話す時くらいでしょう。
女性同士の結婚とは式場はOKしてくれるものなのでしょうか。調べておく必要がありますね。
そこまでもう考えているのかよっとお思いでしょうが十六を超えたら女性は皆考えるものです。
邪魔をしているのは金銭的問題だけでしょう。人生とはそういうものです。
そんな事を考えながらの登校ですが自然とスキップをしてしまいそうになります。
しませんけど。
「佳〜己ちゃん♡おはよ〜久しぶり〜!」
何故か本当に久しぶりな感じの壬央さん。
「・・・そんな事ないでしょう。」
少しは否定しておきましょう。
「寂しかったよ〜!今日の朝も一緒に走れなかったしなさぁ〜!」
「すみません。昨日少し色々あったので。」
「何々!?」
「教えません。」
「佳己ちゃんのイジワル〜!そういう所も好きー!」
何故かいつもより一段とテンションが高いように感じます。
「ま、明日からまた走ってくれるならいいや♪」
「頑張ります。」
正式に、いや正式ですけどこれから名嘉さんともっともっと色々な事出来るように体力は必要です。
「そういえば、そういえば〜」
「?」
「佳己ちゃんはゴールデンウィークの予定ってもう決まってる?」
ゴールデンウィーク、ぜひ名嘉さんと一緒に居たいです。
「まだ・・・ですが。」
「じゃあさじゃあさ!私と遊ぼうよ〜!!」
「まだですけど、予定が入る予定があります。」
「なにそれ?」
「と言われましても。」
言えないですね。恋人との予定とは言えないです。
「友達とか?」
「まぁそんな所です。」
「ウソはいけないよ」
壬央さん真面目な顔で。
「佳己ちゃん私以外友達いないでしょう」
何も言い返せません。その通りです。悲しみも怒りもありませんけど!
「何だよ〜そんなに私と遊ぶのイヤなの〜!?」
私の腕を振り回しながら言う壬央さん。
「嫌と言う訳ではありませんけど・・・・!」
「じゃあ良いじゃん〜!その架空の友達も一緒でいいからさぁ〜!」
「架空の友達ってなんですか!?色々失礼です!」
「ねぇねぇ遊ぼうよ〜〜!」
この壬央さんが止まるまで一日かかりました。




