THE SECOND DATE 19
その辺の佳己ちゃんの個人思想はまたデートの終盤の話で、今はセカンドコンタクトの次の話をしよう。
佳己ちゃんがどう思いを変えていったかの話。
入学式でボーッとした所を、授業終わり間近でパンの食べカスのついた所を、そのあとは無意識に顔がプラスされて見つけやすくなって色々な所で私を見つけて、私への想い、要は私を考えることが多くなったという。
そう聞くと恋って感じがするなぁ。
その人のことで頭がいっぱいってのは。
私も経験がある。佳己ちゃんの作戦にまんまとハマり、佳己ちゃんのことばかり考えてた初デート前の時。
そこでフッと思った。
佳己ちゃんの初恋はいつなんだろう?
そして聞いてみた。
そうすると、先輩ですよと返された。
いやいやいやいやいやそれはウソだ、ウソだ。
そんな少年漫画のヒロインじゃあるまいし、私は女子だよ。
そんな幻想と夢と想像は持ってないよ。と伝えた。
それでも佳己ちゃんは本当に先輩ですよ。と答える。
ホントに本当?それはすごく嬉しいけど・・・・と思っていると。
この話は結構話しづらいんですよ、私にも勇気がいるというか。
と言った。
佳己ちゃんが勇気いるような話?マジか。じゃあ無理には聞かない。
と言うと。
ありがとうございます。でも今日中には話しますよ、聞いてもらいたいですし。今は・・・・この幸せなデートを満喫させて下さい。
その時の笑顔は消えそうな、でも芯は残っているそんな笑顔だった。




