THE SECOND DATE 14
パスタはとても美味しかった。
どんな感じ?と聞かれても美味しかったとしか表現出来ない。
だって私、評論家じゃないでもグルメリポーターでも小説家でもないからさ。
パスタを食べながら電車での続きを聞いてみた。
まだ聞きたいんですか?と笑われたが聞きたいものは聞きたいもん。
さてさてさっきはプロフィール序盤的なことを聞いたから。
次は内面を抉っていきましょうかね。
・何で私を好きになったの?
アレ、それは前に話しませんでしたっけ?
いえいえ前に聞いたのは三つの内に一つだけだよ。
バレましたか。と舌を出す佳己ちゃん。
やっぱりワザとだったか。
何でと言われると難しいですね。と考え込む。
じゃあ私をどこで初めて知ったの?と質問を変えた。
私は正直佳己ちゃんのことは告白の時まで知らなかった。
それなのに佳己ちゃんは私に告白してきた。
ということは私が忘れている接点があるか、他に何かあるかということだ。
先輩を初めて知った時ですか、そうですね。長くなるかもですよ?
全然良い。むしろ短かったらどうしようかという感じだった。
改めて話すのはテレますね。と佳己ちゃん。
全然顔はテレていない。隠す気がないのか何なのか。
んーどこから話しましょうか・・・・そうですね、始まりと言うんでしょうか。それは私の入学式の時の事です。
初めて佳己ちゃんの内面に触れた時だった。




