THE SECOND DATE 9
なるほど、そう考えましたか。
と少し考えた顔をして佳己ちゃんは続けた。
大丈夫です、無理してないですし気も遣ってません。それを言うなら私は私の為に動いてます。むしろ申し訳ないくらいですよ。
そんなに自分勝手にしてる感じはしないけどなぁ。すでに紳士してるし何か目的でもあるのかな、ロマンチックなサプライズとか?
そう考えて、その話はその後は続けなかった。
お腹空きませんか、先輩。ちょうどお昼ですし。と佳己ちゃん。
お腹は空いていた。当然だ、なんてったって服選び・・・違う着せ替えという地獄があったんだ。
それに色々考えたし、脳を使ったからね。
どこにしようか?この前はラーメンでしたね。
そう言えばラーメンだった。女の子二人で。今思うとすごい初デートだ、ラーメンって。
しかもガッツリ本格的だったし。
じゃあちょっと女子っぽくパスタにでもしてみますか。と佳己ちゃんに案内されたんのは電車を使って行くパスタ屋だった。
少し時間がかかりますけど大丈夫ですか?
良いよぉ。
最寄りの駅から電車に乗って二十分程の所。
こういうのもしっかり調べてるんだからなぁ。
電車に乗った時も佳己ちゃんはしっかりと私を優先してくれたり、席が一つしかない時も座らせてくれたりと尽くしてくれた。
こんなことは初めてだった。
これがお姫様ってやつかなと思った。
彼女とはお姫様か。そりゃあ皆彼氏欲しがるハズだ。
いやいやそんなそればっかりが目的じゃないと思うけどね。
しかしやっぱり嫌な気分ではない。嬉しい。
ここまで尽くしてくれて自分勝手かぁ。
はてはて佳己ちゃんの自分の為とは?




