COUNT DOWN N 3
「名嘉くんはサークルとか入らないのかい?」
「サークル?」
はて、何のことだろうと一瞬、お昼のカレーを食べる手が止まった。
「あぁあの入学式で勧誘すごかったやつね」
「何だいその人ごと感は?」
「人ごとですから。やる気なし~。りねこさんは?入らないの?」
「ボクも特に入りたいサークルとかがなくてね」
「私もスポーツは好きだけどね。それ系中心のサークルってなくない?」
「スポーツ系じゃないのもあるけどね、そうか名嘉くんはスポーツ系が良いのか。聞いてみると飲み会とか旅行とかばっかりなウワサをよく聞くね」
別に大学サークル批判の話をしているわけではないんだけど。ちゃんとやってる所はやってる。
飲み会とか旅行とかサークル名と内容が合わないのが私の学校には多いというだけ。
そして私がそういうの興味ないだけ。
色々なことに興味を持つのは良いことなんだけどね、どうもなぁ。
「りねこさん何でもいいから入ってみたら?私といるより楽しいと思うよ」
「それはないな。ボクは今君といて充実した日々を送っているよ」
「そういう事サラッと言うから王子様なんだよ」
「王子様言うな!」
「無理だわ!」




