異世界交換

「異世界と異世界を交換してみないか？」

異世界。それは、憧れる世界。今、自分がいる世界とは異なる世界。
　
　「異世界交換」そう書かれた手紙が、笠西秋矢の家に届く。開けてみると、中には達筆な字でこう書かれてあった。
「異世界に、行きたくはないかい？ならばその願い、叶えてやろう」
その瞬間、秋矢は光に包まれる。

　同刻、オルキスに休憩していた勇者の元へ手紙が届く。
「異世界に、行きたくはないかい？ならばその願い、叶えてやろう」
その瞬間、勇者は光に包まれる。

　二人が目を開けると、そこは自分とは異なる世界、いわば「異世界」だった。
　果たして、二人はどうなるのか。主人公と主人公が世界を交換。そんな不思議なお話の、はじまり、はじまり。

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