表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私の生きてきた道  作者: 郷古奈美
4/8

音楽、日本の

昔、20代の頃みたいに全曲、全力ジャンプなんて到底無理。分かってはいる、十分自分が感じてる…だけど…。やっぱり生の音が欲しいと誰しもが感じること。

ま、チケット取れたらだな…それからあれこれ考えればいい!そう切り替えつつ画面をクリックしてゆく。

ウソ!まさか!信じられない!取れた⁈本気??となると!あれこれ考えなければ…だがしかし、考えたところで、ですよ、ね。行きますとも!行くしかない

選択肢は!でも、まずチケットは本当に取れて…ましたね…。

私は今日愛してやまない[ALEXANDROS]の2018VIP PARTYのため

zozoマリンスタジアムに。風を感じながら、一緒にビートも刻める。夢心地だった私は、最初の曲が始まっても目を開きっぱなしで、ヴォーカルの川上洋平さんの姿を一瞬も見逃さまいと頑張った。彼は、日本語、英語、風の流れさえも操れるのでは?と思わせる歌を歌う。

とにかく声が、素晴らしくいい。

もちろん、今夜は隣りの10代らしき男子と共に手を挙げ、振り、ジャンプなんてことは望んでいない、しダメダメ司令が出ている。だが、しかし、終盤にかけてライヴは大盛り上がりだもの、手も頭もそりゃ振りますとも!そうさせるのが…

[ALEXANDROS]なのだ!あれ?川上さん汗かき過ぎじゃない?大丈夫かな?水分が…あ…雨?ライトに照らされて雨粒が

小さいけど結構降ってる。私の席は屋根があるから分からなかった。風も強め。

でも、彼の髪はどうか乾かさないで!となぜか強く願いながら、一曲一曲を一瞬一瞬をかみしめた。私は今日、小さなともしびではなく大きな炎を、胸の中にはしまいきれない炎をいただきに行った。

明日からまた、頑張れる!きっとみんなそう!

あっ、ドラムの重低音と鼓動が重なった…。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ