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吉報

現地人間の強制退去。

そんな事、上手くいく筈がない。

立ち退きを拒否し、居座る住民。

組織される、勇猛な自警団。

最高司祭からの、我々の関知しない勢力との主張。


それはエルクの予想通りの展開であり。

待ち望んだ展開であった。


エルクは、信頼がおける人材──アンリとノエルを派遣した。

作戦は単純だ。

わざと負けて撤退、ファーイーストは領地を放棄。

後は、人間達が自分で国を運営・・・柱の恩恵は無くとも、海に面した国・・・なんとかするだろう。


アンリもノエルも、もとは聖界のそれなりの人物。

この作戦は本意だろう。


程なく、アンリが帰還した。

アンリが、笑顔で告げる。


「エルク様!吉報です!」


「ご苦労」


エルクが、笑顔で労う。


「アルケーの自警団の団長、ワルテールは無条件降伏致しました。民は、御神を信仰し、エルク様を王としていだくそうです。ファーイーストを解体するか、属国とするかは、相談させて下さい。今は、臨時領主として、ワルテールを任じております」


「何故だ」


ノエルの報告に、エルクが呻く。

勝ってどうする。

しかも、何故降伏するんだ?

俺達は魔族、しかも吸血鬼だぞ?


ふと気づいた様に、アンリが補足する。


「大丈夫です!周辺の村・・・セリア要塞の元住民も含め、エルク様に伏するそうです!」


「大丈夫じゃない」


アンリの発言にエルクが突っ込む。


何故・・・こうなった・・・?

流石に、自分を王と崇める民を、切り捨てる訳にはいかない。

攻め込まれないのは、まだ救いか・・・


「エルク様、物資の支援を行っても宜しいでしょうか?」


ノエルの問いに、エルクは溜息をつくと、


「分かった、手配してくれ」


そう告げた。

此処でまた休載致します。

再開時期は未定です。

お付き合い下さり、有り難うございます。

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