4人でお風呂2
美湖の発言に、3人は固まった。少ししてからユーナが、
「...ご主人様、昨日ので懲りてないのですか?」
「あのね、ユーナちゃん。僕は別に昨日のことが苦だったわけじゃないよ。あれはあれで、なかなか楽しめたよ。」
美湖の切り返しに、ユーナは頭を抱えた。
(このご主人様。早くどうにかしないと。)
「てなわけで、今度はスーリンちゃんから行こうか。ここに座って。手を前に出してね。」
スーリンは、言われた通りに手を前に出す。美湖は新しく石鹸を手に取り、スーリンの手を手洗いで洗っていく。手、腕、肩首筋を丁寧に洗っていき、反対側の手まで洗い終わる。
「ありがとうございますぅ、ご主人様。後は、自分で。」
「何いってるの?これからじゃん。スーリンちゃんのその胸洗うの楽しみだったんだから‼」
美湖は手に新しい石鹸を持ち、スーリンの胸を洗い始めた。
「ちょ、ご主人様、そこはダメですぅ。」
スーリンは、抵抗するが、力の差で美湖が勝っているため、振り払えない。
「あ~、柔らかい。それに、すごい弾力。癖になりそうだよ~。」
美湖は、手を泡まみれにしながらスーリンの胸をもんでいる。しかも、片手は徐々に下半身に伸びていく。
「あ、もう、ご主人様、許してください...。」
ついに、スーリンが耐えられなくなったところへ、
「さて、ご主人様?とても楽しそうでしたけど、そろそろ、終わりにしませんか?」
声をかけられ振り返ると、そこには、せっけんを手に持ち、仁王立ちしているユーナとアリサの姿があった。
「...、えっと、ユーナちゃん、アリサちゃん、どうしたの?その石鹸はどうするの?」
「え、そんなの決まってるじゃないですか。今から、ご主人様の体を洗って差し上げようと思いまして。スーリンちゃんの体も洗い終えたみたいですし、いいですよね。アリサちゃん、行きますよ。」
ユーナは美湖の返事を待たずに、アリサとともに、美湖の体を洗っていく。手、首筋、胸、腰、背中、太もも、足、体中を洗いながら蹂躙していった。途中から復活したスーリンも加わり、3人がかりで美湖は洗われていった。
~30分後~
そこには、全身ピッカピカになって硬骨の笑みを浮かべているミコの姿があった。その周りには、ユーナ、アリサ、スーリンが、呆れ笑いを浮かべ立っていた。
「ハァ、ご主人様、好みは否定しませんが、自重はしてください。」
「あ、ハァ、ううん。こんなのされちゃったら、無理かも...」
美湖は、息切れしながら答えた。それを聞いた3人は深いため息をついた。
部屋に戻ると、美湖は、ベッドに横になった。
「ご主人様。もう寝ますか?」
「ん~、そうだね。寝よっかぁ。」
そういうと、ミコは立ち上がり、部屋のベッドを動かし、一つにくっつけてしまった。
「これならみんなで寝られるね。」
そういって普通の向きに対して垂直に寝転がる。それを見た3人も美湖の横に寝転がった。
「じゃあみんな、明日から塔の攻略にむかうけど、頑張って、無事に帰ってこようね。」
「「「はい、ご主人様。」」」
「よし、じゃあ、明日に備えて、おやすみ!」
「「「おやすみなさい。」」」
4人は仲良く、眠りについたのだった。