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呟き in アイナ

 新章です。

第二章

~ 忘却卿の住人 ~


《 鉄線 ~ クレマチス ~ clematis 》

花言葉 : 旅人の喜び


1+1の答えを聞かれた


1人目は『2』だと答えて2人目は『111』だと答えた


3人目は『無限』だと答えて4人目は私なのだけれども・・・・



「これは答えが無いから分からないかな」


  ~ ☆ ~


無限に広がる 黒と白の世界

それをただただ見つめるだけの 私

この世界は『崩壊してしまった世界』であり 今はもう誰も知らない世界

それはある種 当然と言ってもいい出来事の果てに作られた世界なのだから

かつての私は その世界にはいなかった

そこにいたのは 私にそっくりな顔と容姿を持つ 翠色の目のあの子だから


この世界は奇跡の世界だと 何処から来たのか分からない人間達が叫んだ

何処が奇跡なのだろうか 目の前に広がるのは何ら変哲の無い日常

では何故 『彼女』や『彼』は 叫んだのか?

その答えを知る人間は 『彼等』のいる世界にはいないといっても まず良いでしょう

何故なら その答えとやらを知っているのは 『彼等』のいた世界 その住人なのだから

それに 『彼等』の中でも その答えを知っている人は限られている

『彼女』だけが その答えを知る《鍵》であることは 『彼女』自身も知らない


ほんの 御伽噺のお話だ

誰も知らず 誰も理解できない そんなおかしな御伽噺

御伽噺の終わりは 突然訪れた

綺麗な涙と 綺麗な声と 綺麗な心と 綺麗な光によって

綺麗な者達が消え 残ったのは『大切な者』が失われた世界

物ではなく 者であり それは無くてはならない者だった


誰にも知られず 誰にも理解されない世界

人々はそれを 『理想郷』だと言い 崇め そして何事も無かったかのように捨て去った

新たな『理想郷』を求めてしまったが為に 人は1つの『理想郷』を捨てた

捨てられた『理想郷』は壊れ しかし未だに『理想郷』と呼べる世界となった


その壊れた『理想郷』はどうなったのか?


その回答を知る事が出来るのは やはり 『彼女』だけだった

しかし 『彼女』では その回答を知る事は出来ても 理解する事が出来なかった

それは何故か?

何故なら 『彼女』は・・・・


―― 理解する事を 拒否したのだから


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