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キスしてから考えた


【出演】

•桜井 明里(あかり)

•葉山 悠真(ゆうま)


ーーーー


【第一幕:始まり】


世の中のどこにでもありふれているように。

この街の、この瞬間も恋は芽生えようとしています。

恋なんて遠い世界の話だと思っていた桜井明里の心にも、静かに鐘の音は近づいていたのでした。


「恋愛ドラマは観るほうだが。恋なんて。キスは何歳でするのが平均なんだろうか。

 胸が高鳴るような瞬間なんて、物語の中だけの出来事なんだろうか」


高校1年生の明里は、そんなふうに思いながら日々を過ごしていました。


明里にとって葉山悠真は――ただのクラスメイトでした。


小学校に一度同じクラスで、学区の都合で中学は別々の学校に通っていたけれど、2人は高校でまた再会したのでした。


 葉山悠真に高校の女の子たちが騒ぐのも当然でした。背が高く、整った顔立ち。

笑えば周囲がぱっと明るくなるようでした。

けれど、明里にとっては「王子様」などという大げさな存在ではなかったのです。


 明里にとって悠真は、ただの悠真。

憧れでもなく、尊敬でもなく。

気楽に話せる、昔から知っている男の子でした。


 小学校の頃の悠真は、運動会のリレーでは速い方でしたけれど、ヒーローというほどでもありませんでした。

席替えのときに隣になったこともありました。

「消しゴム貸して」とか「ノート見せて」とか。

思い出はその程度で。


女子に人気があるなんて、当時の小学5年生の明里は気づいてさえいなかった。

同じクラスの亜沙子ちゃんが「悠真くんカッコいいよね」と囁いても、明里はよく分からずただ首を傾げるばかりだったのです。


 恋の鐘が鳴るときは、誰も予想できないもの。

心の奥で眠っていた想いは、ふとした瞬間に芽吹いてしまいます。


放課後の通学路。

並んで歩く二人の影が、夕陽に長く伸びていました。

くだらない話をして、笑い合う――今日もそれだけの日常のはずだったのです。


言葉の途中で、悠真がふいに立ち止まります。


明里が振り返った瞬間、なんの前触れもなく顔が近づいてきて――


「……っ?」


気づいた時には、唇が重なっていたのでした。


あまりに突然すぎて、明里は息を呑みました。

頭が真っ白になり、体は固まったまま。


「……ごめん」


低い悠真の声。

けれど、明里が見つめたその彼の瞳には後悔の色はありませんでした。


なに、これ。

ただのクラスメイトだと信じていたのに。

唇の熱も、胸を打つ鼓動も、明里の心を容赦なく波立たせました。


恋は唐突に訪れて、無防備な心をさらっていくもの。


そして明里の世界は、その瞬間からもう戻れなくなったのでした。


――どうしよう。

胸が苦しいほどに鳴り響いているのでした。

これって、もしかして。


まだ答えを出せない気持ちに戸惑い、頭が真っ白になったまま、明里は立ちすくんでいました。

可哀想に、突然の暴風にさらされた小舟の様に、明里はその後、家にどうやって帰ってきたのかさえ覚えていませんでした。


ーーーーー

ーーーーー


【第二幕:葉山悠真の夜】


ベッドに倒れ込んで天井を見つめる。

何度思い返しても、頭に浮かぶのは明里のあの顔――目を丸くして固まった顔。


「……やばい。終わった。俺の高校生活、今終わった」


頭を抱えながらゴロゴロ転がる。

キス。した。

よりによって俺が。


しかもいきなり。


何やってんだよ、バカすぎだろ。


「嫌だったよな? 絶対、嫌だっただろ」


好きな子に嫌な想いさせてどうするんだ?


自分で自分に問いかける


自分は初めてのキスだったが、、。

彼女はどうだろうか?


あれだけ驚いたということは、俺と同じで初めてだったんじゃないだろうか?


後悔の渦中にありながら、少し嬉しい気持ちになってしまう。


いや、あんな突然したら初めてじゃなくても驚くだろ!


何をやってるんだ!自分は。


深い後悔。


でも、明里が誰か他の男とキスしてるなんて。

考えると気持ちがなんか凹んできた。


全然あり得る話だった。

中学は別々の学校に行ってたんだから。


小学校のときから明里のことが好きだった。

…と思う。

当時は小学5年生だったし。恋愛感情というものを正確に持てていたのかは難しい所だが。


自分の感情をどう表現したら良いかも分からず、いつも意地悪ばかりしてた記憶しかない。

ランドセルを叩いたり、ノートをひったくったり……


ガキみたいなことしかできなかった。

「何やってんだよ。小5の俺」


今からタイムマシンに乗って叱りつけてやりたい。


中学に上がったら別々の学校になった。

小学校の卒業式の時も、俺は何も考えてなくて、当然同じ中学校なのかと思ってたのに。

いくら探しても、俺の中学校に明里は居なかった。


中学校では俺は全然モテなくて。

バレンタインは知らない女子から何個か貰えたけど。

告白は、なんか話したことない様な女子からされた事もあったけど。


中学校の女子達は知ってたんだろう。俺に中身が無いことに。

顔のことを女子に褒められたことはあったけど。本当に「ただ顔が少しいいだけ」で終わってるヤツだった。


あぁ、もう!


高校で明里と再会したとき、心臓が勝手に跳ねた。また会えるなんて想像してなかったからだ。


アイツも俺のこと覚えてくれて。

話したら楽しくて。

方向も一緒だったから一緒に帰る事も多くて。


なのに俺は今日、ようやく積み重ねてきたものを全部ぶち壊してしまったんだ。


「……いや、でももしかしたら……。明里も俺のこと」


そういうことがあってもいいのでは?

小学校で一緒だった分、他のクラスメイトよりは好感度高いんじゃないか?


いくら方向一緒でも、嫌なヤツと一緒には帰らないだろうし。


「いやいやいやいや!」


都合のいい妄想をしかけた瞬間、自分で自分にツッコミを入れる。


俺は昔からこうだ。

楽な方向に逃げる癖がある。


「うわぁ……嫌われたよな。いや、もう嫌われてる。明日から絶対避けられる。俺の席に近づくのも嫌がられる……」


こうなると、クラス一緒なのはアンラッキーだったな。


高校の入学式。

校門でこの高校の制服を着た明里を見つけて。

クラス発表の張り出しでは自分の名前より先に、明里の名前を探してしまった。


一緒のクラスで嬉しくて。


あぁ、それなのに。



最悪の未来予想図が次々と浮かんでくる。

明里の「近づかないで」って冷たい声。

無視される廊下。

SNSで『キモい』って陰口。

……胃が痛い。


「謝ろう」


「謝るしかない。いや、でも謝っても許されないだろ……」


何もなかったかの様にできないか?


「いや、でも謝らないのはダメだろ……」


堂々巡り。

頭の中は謝罪シミュレーションでいっぱいになるが、どれも失敗して土下座してる未来しか浮かばない。


「はぁぁぁぁぁ……俺ってホント救いようがない」


枕に顔を埋めて呻く。

それでも最後には、しぼり出すように決めた。


「……明日、明里に謝ろう。嫌われてもいい。最低なのは分かってるから」


そう呟いて、涙目で布団をかぶる。

眠れない夜は、まだまだ長そうだった。


ーーー


翌朝


葉山悠真は、目は覚めていたのに、ベッドから出るまでに15分かかった。

鏡の前に立っては髪を直し、制服のボタンを閉めては開け直し、ネクタイの結び目をやり直す。


気が重い。

自分で蒔いた種なのだ。

それは分かっているんだが。


母親が出してくれた朝食を前に、箸を持ったまま固まる。

「食べなさいよ」と促されても、「うん」と生返事して一口。

味がしない。

ご飯粒はのどに詰まり、水で流し込む。

――このままじゃ遅刻する。

ようやく立ち上がったとき、茶碗にはほとんど手をつけられていないご飯が残っていた。


「悠真、どうしたの?失恋した女の子みたいな顔して」


的を得た母親の声掛けに、寝不足の思春期青年はかなり苛立った。

けれど、目の前のもっと大きな問題に対処すべく、軽くため息をついてカバンを持ち、玄関を出た。

あまり遅れると、明里の登校に合わせることができない。


学校近くの通学路、角を曲がった瞬間、彼女の姿が目に入る。


逃げ出したい気持ちになったが、逃げる訳にはいかない。


「……おはよう」

声がかすれる。


彼女は視線をこちらに向け、わずかに頬を赤くし、そして――少し微笑んだように見えた。


ただそれだけで、俺の心は一気に浮き上がった。


――あれ? 意外と……大丈夫なんじゃないか?

調子に乗った思考が頭をよぎる。


だが、口を開くことはなかった。


沈黙の笑み。


そう、声を返さなかった事実が、後からじわじわと重たくのしかかってきた。


彼女の「無言」の重さが、何よりも恐ろしい。


二人並んで歩き出す。

朝の光に照らされた通学路には、まだ制服姿の生徒たちがちらほらと歩いている。

桜並木の下、風が葉を揺らし、冷たい空気が顔に当たる。


明里は隣にいるのに、今は微笑みも会話もない。


ただ前を見つめて、歩幅だけを俺に合わせている。

腕が触れそうになるたびに、心臓が跳ねる。


――これでいいのか?

無言のまま横にいる彼女に、心の中で勝手に意味を読み取ろうとする自分が


「…昨日のこと、やっぱ怒ってるんじゃないか?」


頭の中で不安が吹き出す。

胸がぎゅっと締めつけられ、手のひらに汗が滲む。


「当然か」


後悔の念が胸から吹き出してくる。


通学路の景色が、いつもよりぼやけて見える。

道端の花壇も、自転車に乗る同級生たちも、すべて背景になり、視界の中心は彼女だけ。

沈黙の中で、俺の心はぐるぐると空回りしていた。


「どうしよう、どうしよう……」


一瞬でも「少しは大丈夫かも」と思った自分が恨めしい。


目の前の彼女は無表情。

その冷たさが、無意識に俺の不安を増幅させていく。


「謝らなくては」


そう。許してくれる、くれないではないのだ。


彼女にちゃんと謝らないといけない。


意を決して声を絞り出そうとした


でも、視界の端で異変に気付いた。


明里の顔


が、あまりにも近くにあった。


自分のことばかり考えていたみたいだ。

彼女がこんなにも近付いてくるのに気付かないなんて。


「(うっ!)」


風に揺れる彼女の髪が俺の頬にかかる。


その距離感に、本能的に体が硬直した。


――やばい、怒ってる。怒られる――


耳元でふわりと舞う明里の息が、甘い香りを運んできた。

ふと香ったのは、シャンプーなのか、それとも別の匂いなのか。


身構えた俺の体に浴びせられたのは、罵倒ではなく別の言葉だった。



「昨日はありがとね」


怒られるかもと硬直していた俺の体は、意外な言葉に心臓だけがドキリと反応した。


「(え?怒ってない)」


「(良かった。嫌じゃなかったんだ)」


嬉しさが火花のように散ったが、その輝きの火は溢れ出る違和感の水が徐々に消していってしまった。


思わず息が止まる。


いや、止まったのは脳みそか。


 頭の真ん中で、祝福の鐘と警告のベルが同時に鳴り響いているようだった。


数秒、数十秒、数分?

動けなかった。


なんだ?なんだろう?

この違和感。


嬉しいはずの言葉だよな?


でも信じられず、頭の中で何度も確認してしまう。


彼女の言葉じゃない様な錯覚。


――本当に、俺に向けて言ったのか……?


言ったのが彼女じゃない様な違和感。


笑顔も声も、普段の彼女そのままなのに、どうしてこんなに動揺するのか分からなかった。


胸の奥がぎゅっと締め付けられ、手足が重くなる。

言葉の意味は分かっているのに、どうしても素直に喜べない。


言葉の額面は。

とても良いハズだ。


――浮かれたらまずい、と頭のどこかで自分を抑え込んでしまう位の。


でも。

アレ?

やっばり、なんかおかしい。


風が再び彼女の髪に触れ、通学路の周囲は普段通りの光景なのに、切り離された空間のように感じる。


他の生徒たちは談笑しながら歩き、遠くに自転車の音が響く。

でも俺の意識は、耳元で唐突にささやかれた声と、彼女の目だけに集中していた。


 強く当たる朝日のせいなのか、彼女の表情は読み取れないかった。


そして、彼女は何事もなかったかのように、ゆっくりと歩き出す。

朝の光に溶け込むように、軽やかに通学路を進む姿。

俺はその後ろ姿を見つめたまま、立ち尽くす。


――動けない。

――喜べない自分がいる。


――ただ、甘い声の余韻と、通学路を離れていく彼女の背中だけが、胸に残った。


嬉しい言葉を貰えたはずなのに。

ただ、彼女への「心配」だけが悠真の心に残っていた。


ーー


【第三幕:明里の朝】


 高校一年生の桜井明里は、クラスメイトの男子と離れ、通学路をひとりで歩いていました。


朝の光が木々の葉を照らし、風が舞う中、通りの景色が少しずつ目に入ります。

でも彼女の心は、目の前の景色よりもずっと騒がしかったのです。


「あぁ、やっちゃった……悠真、引いてたじゃん!」


思わず心の中でつぶやく。


「いや、でもちょっと驚いただけかもしれない」


甘い自分の見立てに、彼女の心の中のもう1人の自分は激しく反論します


「いや、どう見ても引いてたでしょ!

固まって動かなかったじゃん!」


「ああぁぁ」


明里の口からは、後悔のため息がこぼれ落ちました。


思わず彼を置いてきたことに、明里は気付きました。


彼のリアクションを待つ勇気を、可哀想な今の明里は持ち合わせていませんでした。


 やっぱり、無理して自分にないキャラを演じたせいで、変に見えたのでは――。

明里はそう考えてしまいます。


昨晩は、何度も考えました。


数時間しか寝られなかった夜、頭の中でぐるぐる回ったのは、


――悠真に軽く思われたくない


という気持ちでした。


「悠真は、中学でかなりモテていたらしい」

悠真と同じ中学だった萌巳ちゃん達から聞いていました。


ドキドキしている自分を、簡単に見抜かれてしまうのは怖い。

恋に臆病な明里は、そんな風に考えてしまったのです。


でも、自分には恋愛経験もほとんどない。

どうすればいいのか、全然分からない。


「まさか、私のことを好きだったなんて……」


心の奥で小さな声がささやく。


でも、モテ男なら遊びかもしれない。


明里は心配になってしまいます。


「悠真めぇ〜!いきなりキスするなんて高等テクニックをどこで覚えてきたんだ!」


中学でモテていた彼のことです。

よっぽど恋愛ごとに慣れていたのでしょう。


2人?

3人?

5人は、女の子とキスをしていないと出来ない様なやり口です。


 明里は、恋愛上手な彼に飲み込まれまいと必死に背伸びをしました。

キスくらい、どうってことない。そう装おうとしたのです。

けれど、胸の鼓動は嘘をついてはくれませんでした。


頬の赤みは、隠そうとすればするほど色濃くなっていったのです。

頭の中は真っ白。言葉も仕草も空回りしてしまいました。


「これじゃ、支離滅裂の恋愛初心者丸出し女じゃん!」


 悔しい想いを抱きながら校庭を脇を1人で歩く明里は、小学5年生の頃を思い出していました。


 授業中に、小さな悠真は明里の肩を軽くポンと叩く。

5年生の時に流行っていたイタズラだ。

振り向いたら、立てた指が頬に刺さる。


 明里は「負けないぞ」と思って、何も言わずじっとノートを書き続けた。


 しばらくすると、悠真は肩から手を離しました。

 明里が横目で彼の顔を見ると、しょんぼりした様な顔をしていました。


可愛い悠真。


彼女の中の彼はそんな存在だったのです。


でも、中学の頃の彼の話は、彼を別人と感じさせました。


「告白された」とか「部活の後に待たれていた」なんて噂。

それを耳にするたび、明里は自分の知る悠真が遠い存在に変わっていく気がしたのです。


高校でも、女子に囲まれて笑っている悠真は、まるでスクールカーストの頂点。


あの肩を叩いてきた小さな悪戯っ子とは、まったく違う人のようでした。


「あの頃の悠真は、もういないのかな?」


 彼の突然の行動に驚き、彼の気持ちに自信が持てない明里は、昨日からずっとそんな事を考えていたのでした。


「あぁ!モテる女なら、悠真の気持ちを確かめる方法、知っているのかな……。」


 思考は行ったり来たり。明里の胸はぎゅっと締めつけられてしまいます。



高校に上がってからも、偶然また同じクラスになった。

家が近いから、下校の方向も一緒で。

だから自然に、二人は並んで歩きながら他愛のない話をするようになったのです。


 いざ話してみれば――悠真は、何も変わっていなかったのです。

からかうように笑ったり、どうでもいいことで拗ねたり。

人気者だとかモテているだとか、そんな噂を忘れてしまうほど、昔と同じ悠真がそこにいました。


そんな時間の中で、明里は気づいていました。


悠真は――悠真。


懐かしさと安心が同時に溶け合った、不思議な存在。

決してただのクラスメイトではなかったのです。



嫌われたくない。



彼と過ごす下校時間は、彼女の中で最早かけがえのないものになっていたのでした。


 可哀想な明里の心は、今にも折れてしまいそうでした。


そんな弱い心を見せまいと、明里は女子トイレに駆け込みます。

扉を閉めると、深呼吸をひとつ。


化粧があまり得意な方、ではない彼女ですが、クラスに戻る前に鏡の前でもう一度お化粧を直しました。


 本心を隠すための小さな魔法のような仕草。


 少し赤くなった頬、まぶたの影、髪のはね……全部整えて、悠真にもう一度会う準備をするのです。


 廊下を歩くと、窓から差し込む朝の光が床に長い影を落とします。

周りの生徒たちの足音や笑い声が、ほんの少し遠く感じられました。


 でも、彼女の目は扉の向こうにあるクラスと、悠真のことだけを見据えていました。


 深呼吸をもうひとつ。


心の中でまだちょっと迷いながらも、少しずつ勇気を取り戻す。


「大丈夫。私は可愛い」


 明里は、そっとクラスの扉を開けます。


 彼女の恋の物語は、今始まったばかりなのでした。


おしまい。

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