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星の詩  作者: 時ノ宮怜
8/9

真夜中に迷う

夜が寂しくて灯りを灯した

輝きが一つで孤独が増えた

どうしたって独りだって

だれも同じになれないんだって


同じ輝きを探した

森に響く

空に瞬く

それでも夜は寂しく

雲も蛸も嗤って


最初から間違っていたのだろうか

最初から一人の僕は

最後まで独りで

最後に残るのだろうか


輝きを目指して歩いていた足が

輝きを見失って止まる

導もなく

この夜を過ごすには寒すぎる


僕を慰める夜は冷たい

輝きのない空が虚しい

どんなに頑張っても

僕たちは独りだって


同じ言葉を紡いだ

夜に木霊する

嘘の上塗り

そうしてごまかす

独りでよかったと


最初から間違っていたのだから

最初から存在しない夢は

最後まで空想で

最後に何も残らない


夜にこもって昼を見ない

光を消して眠りにつく

夢も見ず

溢れる夜に守られる


出ることもできない

夜の迷路

希望するたびに絶望するなら

僕は独りでいい

拒絶の魔法ノクターン


同じ詩を歌おう

夜を嫌う詩

夜が明けない詩

それが皆を見ない

みなくてよくなる魔法


最初から間違っていたのだろうか

最初から諦めていた

最後まで勘違いして

最後に残るのは何?


夜が寂しくて灯りを消した

輝きがあると孤独を感じた

どうしたって独りだって

だれも同じになれないんだって

雲ただ漂い夜を嗤う

「なんて可哀そうな生き物なんだろう」

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