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星の詩  作者: 時ノ宮怜
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夜明け前の明月

いつもより明るい朝

明けきる前の街に目がくらむ

まだ誰も使っていない言葉が溢れて煌めく

誰にも紡がれない言葉

哀しいような

涙も出ないけど

ただそれだけの朝


知らず知らず傷ついた

見えない心に染みこむ

私の本音

話さない言葉


言葉は飾られる

自分を守り戦うために

まだ誰にも飾り付けられてない言葉

澄んだ空気と鎮まる街並みに揺蕩う

声なき言葉が私には重い

だれも真実は話さない

私は昼が嫌い


いつも通り昇る日に

私は隠された世界に生きていく

誰も言いたくない言葉と言いたい言葉を飲み込む

私は自分へ逃げる

本が好き

独りだけれど

嘘をつかないから


言葉は投げつけられる

相手を攻撃するために

もう傷ついていない場所は無い

渦巻く呪いと向けられる敵意に辟易する

見えてしまう本音が辛い

だれも真実は話さない

私は夜が好き


どこまでも

どこまで言っても

独りで言葉を紡ぎ続ける。

いつまでも

いつまでたっても

夜の下で私は本音を紡ぐ。

誰も使わなかった

残った言葉で

私を傷つけなかった言葉で


封じ込めた気持ち

気付かないふりをしていた思い

もう限界

全てを解き放って私は夜を詠う

もう平気

もう大丈夫

私は言葉を詩に出来る

夜は明けない


言葉を紡ぎ詠う

私だけの詩を

太陽(SUN)は昇らない

(Sham)物の(Under)(Night)は破られた

私の詩は止められない


知らず知らず傷ついた

見えない心に染みこむ

私の本音

話さなかった言葉

いつもいつも言いたかった

この言葉をみんなに聞かせてあげる

私の

私だけの

星の詩(アストライア)

思いは言葉にしなければ伝わらない

言葉は凶器となって人を傷つける

ならば、人を傷つけずに思いを伝えることはできないのだろうか

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