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天秤傾く12世界

星の詩

作者:時ノ宮怜
この世界の言葉がすべて目に見えて空中を漂っていたなら
それが誰かの言葉と誰の物でもない言葉であるのなら
それを見えてしまう人はどれほど苦痛だろうか
どれほど自分の言葉を飲み込むだろうか
少女はただ自由に歌いたかったのかもしれない
夜明け前の明月
2023/10/07 07:00
雷名轟く
2023/10/12 07:00
雲はただ嗤って
2023/10/14 07:00
真夜中に迷う
2023/10/18 07:00
深く月は沈んで
2023/10/19 07:00
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