☆登場人物紹介☆
【エトウのパーティー】
・エトウ……本作品の主人公。賢者。補助魔法を得意とする魔剣士。勇者パーティーから離脱したことをきっかけに、人から命令されたものではない自分自身の冒険を始めることを決意する
・コハク……ハーフオーガ族の双剣士。アモーの娘。額の中央から生える琥珀色の透明な角が特徴
・アモー……オーガ族の剣士。元B級冒険者。コハクの父親。二メートルを超える巨体と青みがかった肌、額から生える二本の黒い角が特徴
・ソラノ……エルフ族の弓士。近距離での短剣術も使える
・カーブ……コハクに命を救われたカーバンクル。リスによく似た外見だが、体毛は青みがかかった白色。頭部に真紅の魔石がのっている
【勇者パーティー】
・ロナウド……勇者。聖剣の力を最大限に行使できる魔剣士
・ミレイ……魔聖。膨大な魔力量を誇る魔道士
・ラナ……剣聖。エトウの幼馴染み。剣術の冴えとスピードが持ち味
・ティーダ・ワーグ……教会から派遣された聖騎士。20代後半と若いが、勇者一行のまとめ役を務める
・ロブ・コーラル……騎士団の部隊長。30代前半
・グラシオラ・ミドナイ……魔道士のリーダー。40代後半
【冒険者ギルド】
・トライエ……グランドマスター。すべてのギルドマスターを統括する立場。豪放磊落な性格
・サイドレイク……王都冒険者ギルドのギルドマスター。物事を慎重に進めるタイプ
・サリー……王都ギルドの受付嬢
・ナル……ギルド調査員
・ニー……ギルド調査員
【カーマイン王国の上層部】
・フレデリーク・カーマイン……国王。勇者パーティーにおけるエトウの扱いに心を痛めた一人。ゴブリン・スタンピードの解決以降、エトウを高く評価
・ビスマルク……宰相。質実剛健。王国の利益を第一に考える
・ピューク……魔法士団団長。異名は「夢幻のピューク」。当初からエトウの補助魔法を高く評価
・ムジーク……騎士団団長。筋肉の鎧を身に着けた強者。柔軟な思考をあわせ持つ
【王都A級パーティー】
・『光の矢』……ゼニートをリーダーとする四人パーティー。エトウたちと赤目に対峙する
・『荒神のほこら』……アラムをリーダーとする五人パーティー。エトウたちと赤目に対峙する。生まれ故郷は王都西側にある村
【店主】
・タマラ……エトウにコハクたちを売った奴隷商人
【エーベン辺境伯領】
・ステインボルト・エーベン……エーベン辺境伯
・リーゼンボルト・エーベン……ステインボルトの第一子。病気がちな父に代わって領主代理を務める
・カブス……リーゼンボルト子飼いの奴隷商人
・テレーロ……上級裁判官
・カマラン……辺境伯の執事ならびに対帝国の諜報部隊責任者。リーゼンボルトが退任した後は、ラボルト新領主に請われて要職につく
・ラボルト・レーベン……辺境伯とは遠縁。リーゼンボルトが逮捕された後、領主代理に就く
・マイヤー・ロード……財務長官
・フィリップ・ノースロッカー……王都から派遣された行政官
・クールベ……ベール領主直属の諜報部隊員
・エラド……ベール・スラム街の顔役。通称「ベールの赤鬼」
・エイキール……ベール防衛隊の知将。ラクス平原の戦いで右軍司令官を務める
・トクリス・ミーラント……辺境伯領で領地を治める伯爵。馬上槍のあつかいに長け、左軍で騎馬隊の指揮をとる
【辺境伯領に駐在している王国騎士】
・ジェロム中将……キリル騎士団の支部長
・アンドレア少将……ベールに派遣されている王国騎士団の部隊長。臨時でベール騎士団をまとめている。ラクス平原の戦いでは総司令官を務める
・サリーナ・アッシュベルト……女性騎士。犯罪被害者保護担当官
・ミーシャ……女性騎士
・ゴロー・ウィンストン少将……アンドレアと同期。ステインボルトに請われて、帝国の諜報員を狩る仕事に就いていたが、非常時につき騎士団にもどってきた。ラクス平原の戦いでは左軍司令官を務める
【女神教会】
・フランチェスコ司祭……ベール大聖堂の最高責任者
・テイヤール牧師……教会の自助グループにおける責任者
・アデル……女神教の聖地である大神殿において、大神官補佐という高い地位に就いている
【自助グループ】
・ルーリー……教会が長年行っている自助グループの中心的存在
・ナタリー……誘拐被害者。町中で発作を起こして騎士団施設五号棟に運ばれる。後には自助グループをまとめるリーダーへと成長
・シュリ……誘拐被害者。辺境の村出身
・ダイナ……誘拐被害者。ラトナの文通相手
・ラトナ……B級冒険者。ククリナイフの二刀流使い。ダイナの友人。冒険者活動の傍ら、五号棟で被害者たちに剣術を教えている
【魔道具工房ノーム】
・タンゲ……『魔道具製作工房ノーム』の工房主。魔道具職人
・テオ……タンゲの弟子
・スリナ……タンゲの親類。誘拐事件の被害者
【エルフの里】
・サニー……ソラノの兄。弓の達人。次期族長候補の一人
・イザベラ……エルフの里から勇者一行を迎えに来た。短剣術においてソラノの姉弟子
・ボヘル……里長
・カミーラ……大樹の精霊
・アーチ……ソラノの幼馴染み。サニーの右腕として働く
【歴代勇者】
・トキカゼ……約500年前に腐り神を討伐
・ラカン……約300年前にゴーレムキングを討伐
・シーラ・プロヴィッド……約200年前に天魔王を討伐
【その他】
・カンナバーロ……道化師の格好をした人形。勇者ロナウドの夢の中にあらわれる
・ティアム……天魔王となった天空人。勇者シーラの元パーティーメンバー
・マーレー……自らを奇術師と呼ぶ。マーレー・サーカス団の団長。ゴーレム・魔物使い。薬師。長き生を持つもの
【『龍神の迷宮』とギミロンウィード関連】
・セイ……龍神。『龍神の迷宮』のダンジョンマスター
・ミキオ……龍神の迷宮で働いているベテランポーター
・トークン……コール村の村長
・ローとカジ……コール村の狩人
・『コールトラウト』……コール村出身のA級冒険者パーティー。パーティーリーダーは個人でもA級冒険者のジェット
【聖女と聖騎士団】
・キーナレーン……聖女。世界で唯一、回復魔法が使える。回復魔法はポーションよりも治癒効果が高く、ケガだけでなく病気にも効果を発揮する
・ソールト……聖騎士団のトップ
・カルバン……聖騎士。ベールに先行して活動していた
・マッシュ……聖騎士。キーナレーンの世話役
・ラウル……皇帝直属の諜報部隊『ミラージュ』に所属する諜報員。身分を隠すためにベールで商館を営んでいる
【エルベン帝国】
・アービド・アブドゥル・ナジュム二世……エルベン帝国皇帝。砂漠の民特有の浅黒い肌と黒髪を持つ
・アーキル・アービド・アブドゥル……エルベン帝国第一王子。褐色の肌に黒髪という容姿。成人前の年齢ながら強大な魔力がある。
・メイナード……皇帝直属の主席研究員、奥医師。エルベン帝国ではめずらしいエルフ
・ラーギブ……攻め一辺倒の猛将。ラクス平原の戦いでは左軍でアーキルの下についた
・ダッバーフ……右軍司令官
・ナジフ……右軍の騎馬隊で部隊長を務める武将
・アスカリー……帝国軍の武将。ナジフの下についている
【エーベン辺境伯領の冒険者】
・ステゴロ……A級冒険者パーティー『森の審判』のリーダー。遠距離攻撃が行える大筒を持ち、自ら先陣を駆ける戦士
・セーラム……A級冒険者パーティー『黒猫の誓い』のリーダー。オーガ族の女性戦士。近接戦闘が得意で、上級土魔法も使える
【ビトー村への偵察(重複アリ)】
・アンドレア少将……もともとはベールに派遣されている王国騎士団の部隊長。上司の中将が南の砦へ向かったために、臨時でベール騎士団をまとめていた。だが、その上司が単独の部隊でケムトを攻めて行方不明となり、その後はアンドレアが王国軍の総司令官を務めている。
・ラボルト辺境伯……現在のエーベン辺境伯領のトップ。
・ステインボルト前辺境伯……親類のラボルトに地位を譲って引退していたが、非常時ということでベールの留守を預かった。
・カマラン……ステインボルト前辺境伯の片腕として、身の回りの世話から諜報部隊の責任者まで務めた。ラボルトに請われる形で現在も要職に就いている。
・エラド……ベール・スラム街の顔役。通称「ベールの赤鬼」
・クールベ……偵察任務の同行者。辺境伯直属の諜報部員。帝国軍が攻めてきたとき、その情報を伝えるためにビトー村から脱出した。一人だけ逃げたことに負い目を感じている。
・ノバクの三兄弟……長男ガイム、次男ライト、長女ユカ。辺境伯領南部の町ノバク出身の諜報員。元冒険者。ビトー村の偵察を命じられて先行している。
・マリーとメグの姉妹……ビトー村に住む姉妹。聖女一行に命を救われたことがある。悩んだ末に、エトウたちに聖女についての情報を渡したという経緯がある。
・サラ……ビトー村で食事処兼飲み屋を開いている女性。店を一人で切り盛りしている。
・カール……ビトー村のギルドマスター。
・リマディ牧師……ビトー村の教会を預かっている。
・マリカ……帝国軍の魔道士。上級の土魔法が使え、戦いにも慣れている。実は帝国の第三王女。
・ルクマン……帝国軍の百人将。ビトー村の占領を命じられている。
・ハリル……帝国軍の百人将。ルクマンと同じく、ビトー村の占領を指揮している。
・カリプト……ルクマンが傍に置いている大柄な騎士。階級は軍曹。




