プロローグ
短めです。
すいません。
とある世界に殺戮姫と呼ばれた機械仕掛けの少女がいた。その言葉通り見た目は15.6歳程の可愛らしい少女だが殺す事に何より喜びと快楽にも似た物を感じる程の狂人である。いや、狂機と言ったほうが正しいだろうか。
見た目こそ少女だがその正体は殺戮兵器であり、言葉通りの機械である。
機械ではあるが、心が宿っている前例の無い兵器であり、敵味方関係なく殺していく姿から"殺戮姫"と呼ばれている。
そして今日も殺戮姫ことロゼッタは周りの生あるものを殺して殺して殺しまくっている。
「キャハハハハハハハ!!気持ちい!楽しい!愛おしいぃ!!もっと!もっと!!もっと殺したい!!!」
「さ、殺戮姫だぁ!!」
「逃げろぉ!!!」
「殺されるぅ!!」
「ヒィィィ!死にたくない!!」
殺戮姫に狙われた人間たちは各々叫びながら逃げていく。だが結局逃げても無駄なのだ。
殺戮姫に狙われたものは例外なく死ぬが定め。それ以上でも以下でもない。すなわち逃げたところで結果わ変わらないのだが、ロゼッタにとっては喜ばしいことだった。
"逃げる"それは生き物が見の危険を感じた時生きようとする為に取る行動。そりとは逆に"逃げない"或いは"死を受け入れる"それは死を恐れず立ち向かう勇気ある者、もしくは生きることを飽きらめた者の取る行動。
すなわち、逃げるか立ち向かってくるものを殺すことがロゼッタは好き。でも生きることを諦めた者を殺すのは嫌い。もしくはつまらない。でも殺す。
結果的殺すのは決まっていてその中に少し好き嫌いがある程度だろう。そしていつものようの人間たちを殺し終えたロゼッタは踵を返し帰ろうとしたその時。ロゼッタは機能をすべてシャットダウンした。させられたというのが正しいか。
もはや動かなくなったロゼッタであったが今後この世界の者たちが殺戮姫を見るものはいなくなったという。
殺すことでしか喜びに浸れない殺戮姫の行く末を書いていきます。
後半になるに連れてどんどん過激になっていくと思いますのでどうか完結するまで暖かい目で見てやってください。