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あと???日

―――世界は、こんなにも綺麗なものだったのか。


その日、全人類は同じことを考えたと思う。だって、目の前に広がる光景は。

ある場所では夜に、ある場所では昼に、それを見ることができた。


一筋の長い永い尾を引いて、淡く青く妖しく輝く彗星が、まっすぐにこの星へ落下しようとしていた。彗星の周囲には、彗星の破片や彗星の重力に引っ張られた小さな岩石などが隕石となって無数に追随していた。きっと、大気圏に突入したのだろう。


目を細めんばかりの眩い光を放ち、煌々と燦めいている彗星とその付き人である隕石は、これから数多の生命を狩り尽くすのだ。


なんともまあ、世界の終わりとしては綺麗すぎる光景だ。


もう誰もが、生き延びることを諦めていた。どのみち、この星のどこにいても破滅は逃れられない。

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