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遺言 手品

【遺言】


母は死の間際、私に頼み事をした。


「倉にある札が貼られた木箱は、開けずに燃やしてちょうだい」


母の死後、私は箱を見つけ、蓋を開けてしまった。


中には父の生首が入っていた。


私は驚き、すぐに箱ごと燃やした。


母はなぜ父の首を保管したのだろうか。


そして、なぜ首は腐敗していなかったのだろうか。


*****


【手品】


子供の頃、公園に変なおじさんがいた。


私が公園で野良猫を見ていると、そのおじさんが突然私の目の前を布で隠し、「ジャカジャカジャン」と言って布をどかした。


すると、猫が口から血を流して倒れていた。


おじさんは「すごい手品だろ」と笑った。


猫は死んでおり、種は教えてくれなかった。

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