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寿命の蝋燭を消された男は神の手によって異世界へ  作者: くろとら
第5章 迷子の獣人編
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32話 王都観光再び


公爵に遺跡のことについて伝えてから数日後、公爵に壁画の写真を渡しに再び王都に訪れていた。今回は俺だけではなくシリカたちも着いてきている。と言ってもシリカたち女子はほとんど王都の観光目当てだと思うが・・・・・・。


「ふむ。しっかりと受け取った。これは、しっかりと調査の役に立てよう」


「はい、よろしくお願いします」


要件は直ぐに済むため、女子たちは外で待ってもらい俺1人で公爵家の中に入って行った。公爵家の中に入ると公爵がこの前と同じように出迎えくれた。今回は、客室に通されず、その場でプリントした壁画の写真を全て公爵に手渡した。


壁画の写真を公爵に手渡し終わると、女子たちが待っている庭に向かった。


「ごめん、少し時間が掛かった」


「別に大丈夫ですよ、春馬くんが思ってるよりは時間は掛かってないので」


「まぁ、逆に早い方よね」


「そうね」


公爵家の中から退出して、庭で待っている女子たちの元に向かった。俺は結構な時間待たせてしまったと思いすぐ様女子たちに謝罪の言葉を述べた。


しかし、女子たちは俺が思っていたより待たされていなかったようで、普通に「気にしないで」と俺に声を掛けてくれた。


何とも優しい仲間なんだろうか・・・・・・。






公爵家を後にしてから、数時間後。俺たちは王都の町を訪れていた。最初はバンバ町に戻ろうかと話していたが、せっかく王都まで来たということで王都の町を観光することになった。


「それじゃ、2時間後この店の前に集合でいいかな?」


「はい、それで大丈夫です」


「別にいいわよ」


「私も大丈夫よ」


取り敢えず、俺たちは2時間後この町の宿屋「近橋」の前に集合することにし、それぞれわかれてこの町を観光することにした。

女子たちは、俺が公爵と話している時、庭でどこの店に行くかを話していたようで、すぐ様お目当てのお店に向かっていった。


それに比べて、俺はどこの店に行くかなどを決めていなかったため、適当に集合時間まで町をブラブラ歩いて、時間をつぶすことにした。


王都をこうやってブラブラ歩いていると、改めて分かったことがある。王都にはやはり、人間とは異なる種族が歩いている事だ。1度訪れた時よりもエルフや獣人が多く歩いているのが印象的だ。これらの光景を見ると、やはり、前よりも人間と他の種族の関係は上手くいっているだろう。


俺はそんなことを思いながら、集合時間が来るまで町をブラブラ適当に歩くことにした。もし、気になる店が入ったら入ってみよう。

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