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寿命の蝋燭を消された男は神の手によって異世界へ  作者: くろとら
第4章 遺跡探索編
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25話 久しぶりのクエスト


「ねぇ、これなんかどう?」


「遺跡調査ですか・・・」


公爵とオセロ勝負をしてから、更に、1週間の月日が流れた。1週間も経つと雨も止み、外は清々しい程に晴れていた。なので、俺たちは天気もいいと言うことでクエストに挑むことにした。

ギルドに向かい、みんなでクエスト盤を見てるいると、シリカが1枚のクエスト用紙を指差した。シリカが指差したクエスト用紙の内容は遺跡調査というものだった。 更に、詳しく見るとこの遺跡は最近発見されたばかりで、遺跡の中は何一つ探索されておらずほぼ未知数らしい。


「う〜ん、まぁ、いいんじゃないかな」


「私もいいと思うわ」


「春馬くんとリーフェスちゃんがいいなら・・・」


シリカの提案にしばらく、しぶっていたシルも俺とリーフェスが賛成すると、少し不満そうだが、シリカの提案に賛成した。


「じゃ、受付に申請してくるわね!!」


全員から賛成された後、シリカは遺跡探索のクエスト用紙を手に取り受付に向かって行った。






「シリカ、そっちに何体か行ったぞ!!」


「おっけー、了解!!」


現在俺たちは、シリカが見つけた遺跡探索のクエストを達成するために、最近発見された遺跡「ダンボ遺跡」を探索していた。最初は魔物にも出くわさず、順調に「ダンボ遺跡」を探索していたが、15分もしないうちに見たことも無い魔物「ボーンダッド」という魔物の集団に襲われた。

「ボーンダッド」は、漆黒の鎧に身を包み、手には大剣や短剣などを握っていた。 因みにこの「ボーンダッド」という魔物は、遥か昔とある遺跡で無念の死を遂げた兵士たちの怨念が魔物の姿になったと言われている。



俺たちは「ボーンダッド」をほっとく訳にはいかないとなり、俺とシリカで挟み撃ちの形で「ボーンダッド」と対峙した。シルとリーフェスには遠距離から魔法での援護をお願いしている。俺はシリカとアイコンタクトで合図を送り、ある1つの魔法を発動させた。俺が魔法を発動させるとシリカは素早くその場から離れた。


「無色の剣よ、剣となり、相手を貫け、トランスペアレント!!」


俺は向かってくる、「ボーンダッド」に向けて右手を向け、無透明の剣を真っ直ぐに飛ばして行った。飛ばした無透明の剣は正確に「ボーンダッド」を捉えた。

傷を負った「ボーンダッド」からは魔物や人間が流す赤い血は流れず、変わりにモヤが掛かった黒い血を流した。


俺の魔法攻撃であらかたの「ボーンダッド」は片付けたが、まだ、数体魔法攻撃から逃れており、大剣などを振りかざして俺に襲いかかってきた。

しかし、このタイミングを狙ってから定かでは無いが、シリカが短剣を構え飛び込んできた。シリカは「ボーンダッド」の攻撃を上手く避け、短剣で切り刻んで行った。


「春馬くん、シリカ、大丈夫!?」


「こっちは、片付けてきたわよ」


俺とシリカがあらかた「ボーンダッド」を倒し終わると、別の場所でタイガーウルフと戦闘をしていたシルとリーフェスが駆け付けてきた。


これで、何とか無事に合流できたと思ったのもつかぬま・・・。


これを狙っていたのか、物陰から更に10体の「ボーンダッド」がシルたちに襲いかかった。


「炎よ、邪悪なる者を燃やせ、イグニールファイアー」


シルも「ボーンダッド」の奇襲に気付いていたのか、素早く魔法を唱え、「ボーンダッド」を火だるまにした。しかし、それでも、「ボーンダッド」は倒れず、こちらに向かってくる。


「しぶといな・・・コイツら」


向こうは、耐久力もあり火だるまになっても死にはしないが、俺たちは違う。「ボーンダッド」が振り回している大剣が1度でもまともに喰らってしまったら俺たちは間違いなく死ぬだろう。

・・・・・・仕方ない。あまり、やりたくないがここは俺がやるしかないようだな・・・。


「リーフェス、氷魔法でアイツらの足を止めてくれ!!」


「・・・・・・なるほど、分かったわ!!」


「氷よ覆え 氷よ封じ込めろ アイスロック!!」


俺はリーフェスに頼み、氷魔法を「ボーンダッド」の足元に放ってもらった。すると、「ボーンダッド」の足は徐々に氷漬けになっていた。「ボーンダッド」も氷漬けになる前に抜け出そうともがいているが、そう簡単に抜け出すことはできなかった。


「ガトリング+プラモ」


俺はその隙に、錬金とプラモの魔法を発動させた。すると、俺の周りに魔法陣が現れた。そして、次の瞬間何処からかガトリング砲が現れた。

俺はガトリング砲を脇で抱え、氷魔法で氷漬けにされかけている「ボーンダッド」に照準を


「ガトリング砲発射!!」


引き金を引いた瞬間、数百発の銃弾が凄まじい銃声と共に、勢いよく放たれた。数百発の銃弾全てが「ボーンダッド」に向かっていった。

「ボーンダッド」は何とか銃弾から逃れようとするが、氷漬けにされかけているためそれは叶わなかった。

そして、銃弾なら逃れられなかった「ボーンダッド」は身体中に数百発の銃弾を浴びて、モヤが掛かった黒い血を流しながら、元の骨となり散っていった。

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