枕の上に 希望の下に
排水溝みたいな枕
顔を埋めれば映画館
一日という映画が
目の前で上映される
繋いだ手
離した日も
いつものように
映画を見た
自己嫌悪と許せないを
往復するだけの話
何の面白さも無いのに
出てくるモノがある
今まで
何回も繰り返してきた
何処かに
消えてしまいたくもなった
でも
この枕より下には
行かないと決めているよ
あの空想までは届かない
枕の上とを行き来して
頗る疲れるよな
描いた物が現実になる
その上もあるんだってさ
そして
続いて行くんだって
そんなモノ
分かる訳がないから
あの空間で
リズム刻んでやろうかって
思っているんだ
自分が
忘れない時間を作る為に
受け取られた想い
枕に埋まれば再上映
良いですよという映画が
目の前で流れている
並んだ顔
触れた日は
現実世界で
映画を見た
降り注ぐ星を
捕まえるだけの話
何の面白さも無いのに
出てくるモノがある
これから
何回も掴んでいくのだろう
何処かに
捨てていく必要は無い
だから
この枕より下には
行けないと思っているよ
あの想像までは届かない
枕の上とを行き来して
頗る楽しいよな
描いた物が現実になる
その上もあるんだってさ
そして
続いて行くんだって
そんなモノが
いつか分かりたいから
あの空間で
リズム刻んでやろうかって
思っているんだ
君が
忘れない時間を作る為に
良いこと
悪いこと
バランス良く
やってくることは無いから
何の為に
行動しているんだって
突き放したくもなる
この為に
頑張っているんだって
抱き締めたくもなる
浮き沈みしながら
曲を奏でるみたいだ
その中にあるのかもな
居心地が良い音
あの理想までは届かない
枕の上とを行き来して
頗る嫌になるよな
時間には誰も触れられない
だけど
その中にあるのかもな
必要な窪みみたいに
ピタリと合う音
手にしたいから
あの空間で
リズム刻んでやろうかって
思っているんだ
僕が
希望を知る時間を作る為に