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守護れい子!  作者: A子
第1章
11/12

11:坂吉くんは気が利かない

 

 

 

「……わー、無傷」




トラックに跳ねられた彼女は、無傷で気を失っていた。




『このアタシにかかれば、ざっとこんなもんよ!』


「そうだね。でも端から見たらもの凄い“奇跡”だね」




ぶつかったトラックも意外とデカかったし、文場さんがブッ飛んだ距離も相当である。




この状況で無傷は、ぶっちゃけ有り得ない。




うーん、あれこれ聞かれるのイヤだし、たまたま通りがかった通行人Aって事にしておこう。うん、そうしよう。




『弥生、せめて彼女のパンツ丸見えを直してあげなよ』


「え」




そういえば、制服は土で汚れてるし、スカートは捲れ上がってパンツが丸見えだ。れい斗は気が利くね。




「あ、ごめんごめん。じゃあ直しとくね。下着がピンクだなんて見てないからねー」


『見てるだろ』




それもそうか。




「じゃあ訂正。下着ピンクだったけど、気にしてないよ」


『弥生お前もう黙れ』




そんな会話は、彼女が呻いた事で終了した。




 


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