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Sea tear  作者: 如月
1/2

2年前のこと

如月の連載小説、第3作目。

一人でも多く、読んで下さる方がいて、「おもしろい」と言っていただけたらとても幸いです。

中傷・批判はお控下さい。

最低な奴だった。


でも、大好きだった。


なんで、忘れられないんだろう。




「……海に行きたい。」

蒼空(そら)は呟いた。

蒼空の前に座っていた(はるか)は、顔をしかめた。

「あんた何言ってんの?今は秋だよ?家で何か食べてる方がよっぽどいいね。」

そう言って鼻で笑う。

蒼空は黙ったまま。


「…え…ちょっと待って。あんた今何考えてる?まさか…自殺…」

「そっそんなわけないでしょ!?」

蒼空は慌てて否定した。

決して、自殺なんかじゃない。


「遥は…忘れちゃったの?」

突然のしんみりした空気に、遥は戸惑った。

「な…何が?」

蒼空は無言で、遥をじっと見た。

その目は、とても悲しく、言わなくても分かって欲しいと語っていた。

遥は感じ取った。


「まさか…あの事?」

遥がおそるおそる聞いた。

蒼空は頷く。


「………」


沈黙。蒼空は表情ひとつ変えずに、遥を見つめる。

「…かあんたは。」

「え?」

「バカかあんたは!!!」

遥が沈黙を破る。蒼空はいきなり怒鳴られて、戸惑いを隠せない。


「え?え?なんで?」

「そんな2年も前のこといつまで気にしてんのよ!」

「2年も…じゃないでしょ。」

「2年も!も!絶対にも!」

「分かったから…」

蒼空はため息をついた。暴走した遥は止められない。


蒼空は、忘れない。

一生、忘れないと思う。いや、忘れられない。



2年前、愛する人が死んだことを。



どうも、如月です。


この小説を最後まで読んで下さってありがとうございます。

前作に「SKY BLUE」というのがありました。「あれが「空」だったから

次は「海」か!なんて単純な!」と思った方、私もそう思います。

決して手抜きじゃありません(笑)


今回は、前作とは反対に切なく、悲しいものを作ろうかと思います。

しばし、お付き合い願います。

如月でした!

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