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序、少年の運命は大きく捻じ曲がり狂い出す

ただ暗かった。暗い、闇。

そこにあるのは闇だけだった。

そして、そんな暗い闇は本能に強く訴える。

危険だ、と。

「落ち着け...」

とりあえず不安を拭い去る為に少年は呟く。

「大丈夫。ここは学校。僕が毎日通っている 学校だ。そして、ここはただの廊下。何も怖がる事なんてないじゃないか。」

そう言ってやっと少年は目的地である教室に辿り着く。

「えーと。僕の席は...?」

前から6番目、一番窓際の席が少年の席であった。

少年はゆっくりとそこに歩いて行き、そしてその机の中を手で探り始める。

「...確かここに...あった!」

少年が机から出した手に握っているのは白くて丸い石だった。まるで真珠のように綺麗な石。

それは少年の大切なお守りであった。

「まったく、忘れ物はするもんじゃないな。...さてと、怖いから早く帰ろ。」

そして少年は教室を去っていった。


そしてそれから20分後。

少年が化物に襲われてひどい傷を負って倒れているのが発見されることになる。

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