第一章 株はギャンブル?リスクが高い?否、勝てる方法は存在する!
知っている人には釈迦に説法だが、知らない人は意外と多いのでは?という手法を紹介。
株取引に興味はあるけど、イマイチよくわからないって人はかなり多い。だが、実際に毎月5%ほどの利益がでる夢のような手法がある。
たとえば、元手が500万あれば毎月25万円の利益。そこから税金20%を収めても20万円が手元に残る。
12か月繰り返すと240万増える。すごいと思いません?
100万円の元手ならその5分の1。税金払っても年間48万円増。
元手が増えると投資額も増加するので、実際はもっと増えるが、ここでは割愛する。
これだけ聞くと怪しい投資セミナーやマルチ商法のように感じるかもしれない。だが、自分で好きな証券会社に口座を開き、好きなように取引をするだけ。私には一切お金は入らないのでご安心を。
興味がある方は一読されるのをオススメする。
本題に入ろう。近年、株主優待目的で株を買う個人投資家は多い。とくに「すかいらーく」「吉野家」「イオン」など、知名度の高い企業は人気が集中しやすく、優待の権利確定日が近づくと株価が上昇する傾向がある。
理由は単純で、「優待が欲しい」という目的の買いが集まりやすいからだ。
この現象は何年にもわたって繰り返されており、過去5年のチャートを確認すると、同じ時期に似たような上昇パターンが見られる銘柄は少なくない。
この仕組みを逆手に取る方法がある。
それは「優待をもらう前に、上昇分を利益として抜く」ことだ。
具体的には、権利確定日の1か月前あたりで仕込み、確定日の数営業日前に売却するというシンプルなルールを繰り返す。
優待を実際に受け取ることはない。
目的はあくまで、「優待人気による株価上昇のタイミングを狙った値上がり益」である。
この方法をシミュレーションベースで再現すると、一定の利益率が期待できる銘柄が複数見つかる。
たとえば、以下のような事例がある。
•すかいらーくHD(3197)
過去5年平均で、1月末に仕込み、3月権利確定の直前に売却すれば約7~8%の上昇率が見られる年が多い。
•吉野家HD(9861)
12月末に仕込み、2月権利の1週前に売却することで、5~6%の上昇が見込めるパターンがある。
•イオン(8267)
1月~2月にかけてじわじわと買われる傾向があり、権利直前までに最大7%程度の値上がりを記録する年もある。
この戦略のポイントは「優待をもらうことを目的にしない」点である。
そのため、株価が急落した場合のリスクも比較的小さく、早めに撤退できる柔軟性がある。
また、優待をもらうためには一定株数の保有が必要だが、この戦略では「単元株でも十分」であり、資金効率の面でも悪くない。
さらに、分散投資を行えば、月に4~5社ずつ仕込むことで年間通じて安定した運用も可能になる。
このあとの章では、実際に月ごとにどの銘柄が狙えるか、過去の平均リターンを参考にまとめたスケジュールを掲載する。