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第一話 世界情勢

どうも。今回は最初の初期設定を全部載せみたいな状況です。大部分が乱雑になっているのでさっと読んでもらう程度で構いません。次回からが重要かな。

…あれから俺はとにかくこの世界の歴史や情勢など俺の知らないことを教えてもらっていた。まだ流石に体を動かすのは危ないので仕方がない。その結果分かったことがある。


・この国はトニトルス王国と言って古くから王による統治が行われているが他国からの侵略によってボロボロで本当に弱小国家となってしまっていること。

・このデカイ大陸の利権をめぐって大陸中の国が争いをしていること。

・忌々しいことにこの世界には教会があり神聖力という力があること。

・最もびっくりしたのは魔力というものがあるということだ。


…元々俺は基本的な勉強は必要ないからあとは社交界関係についての勉強ぐらいか?

ともかく魔法についての造詣を深めていこうと思う。


魔法とは大気中に存在している魔素、もしくは体内から絶えず生成されている魔力を対価に様々なものを作り出すことができるというとても便利なものだ。

だがどうやら大気に存在している魔素を使えるものは俺以外にいないようだ。何故だ?

魔法には適性があり、その適性がなければ魔法は行使できないそうだ。

体内に意識を集中させてみると気の他に確かに別のものがあり、一発で分かった。

適正を調べようとしたが調べるまでもなく体内には特に異常がなく、一種の拒否反応のようなものだと位置付けた。

幸い俺はどの属性を使っても問題はなく、体内の魔力量も徐々に増やしていっているので魔法関連については問題なさそうだ。あとは魔法に関する有効活用ぐらいか?


「と、いうことで思い立ったが吉日。やってみよう。」

魔法には火・水・土・光・闇の基本5属性プラス風・雷・氷・木の特殊4属性、そして無属性があると言っていたがそれ以外にも様々な種類があるはずだ。

まずは憧れだった空間属性・重属性・飛行属性・聖属性・魔属性を作る。

「なんだ。簡単だな。つまらん。」

正直拍子抜けだ。(こいつの感性がおかしいだけ。)

一通り遊んだ後は家に帰ろうとする。

「創造は翻訳とかイメージできたものはいけたな。でも時魔法はできなかったな…」

今後魔法の研究は主にそこに充てる。


ああ、そういえば忘れていたが俺にはまだ兄弟がいない。姉貴が1人ぐらいだ。

「…それにしても、ここまで国として弱っていたとは。」

国全体が王家の直轄領で家臣は宰相の公爵、騎士隊長、500人の騎士団、50人の宮廷で働く人間のみである。

逆にこんなので国と成り立っていることが奇跡だしなぜ周りも手を出さないのか不思議なくらいだ。



「これは楽しくなりそうだ。今世は天下統一でもしてみるか。」

読みづらい中ありがとうございます。この調子で毎日投稿目指して頑張りますね。

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