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愚者と勇者  作者: リキア
5/11

愚者の災難

「カイ。カイはなりたいものってある?」



「う~ん、なりたいものか。そうだな勇者かな。」



「ふ~ん。」



「なんだよその目。いいじゃんか、お前は憧れないのか?」



「いや、ちょっと・・・・。でも・・・」



「でも?」



「カイが勇者になったらみんなを守らなきゃいけないよね。」



「まあな、勇者だしな。ん、どうしたんだよ?俯いたりして。」



「いや、カイが勇者になったら、苛められたときもう助けてくれないんだなぁと思ってさ。だって一人だけにかっまていられないもん。」



「何言ってんだ。俺がもし勇者になってもお前が危ない時はすぐに駆けつけて守ってやるよ。」



「え?ほんと?」



「あぁ、ほんとだ。必ず守ってやるよ。」



「うん。えへへ。」



「何笑ってんだ気色悪いぞ・・・」



「なでもないよ!えへへへ。」









「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

息が切れる。肺に溜まっていた酸素が無くなって、肺がペッチャンコになってしっまった気がする。

しかし、そんなこと気にしている余裕は全く持って無い。今は足を動かせ!

もっと速くだ。もっと、もっと!!


後ろから断続的に大地が揺れる。さも、地震が起きているようだ。


後ろをチラリと見てみる。

全てが覆い尽くされてしまうとすら錯覚できる巨躯。全身を覆う真紅の鱗。無限に広がる青空ですら飲み込んでしまいそうな雄大に広がる一対の翼。すべてを根こそぎ掻っ攫っていく尖鋭な爪。3m級の猪ですら楽に丸のみしてしまいそうな巨大な咢。


俺のことカイ・テトライトはただいま絶賛(?)ドラゴンに追われています。


「なんでだああああああああああああああああああああああ!!!?」

誰でもいいから助けてください。


「がんばれ~~~」

やや幼さを感じさせるハスキーな女の子の声が耳に届く。

歳は15、6歳だろうか。やや小柄な体型をしている。

こっちは必死逃走しているのに俺がドラゴンなんかに追われている原因を作った張本人はのんびりと大木に寄りかかってくつろいでやがる。




「ふざけんなあああ●▽@δγ☆―――――!!!!」










―――2日前


「うーむ・・・」

俺は迷っていった。というのも金が無い。無一文でございます。

俺は帝都にいくために旅をしていた。今はその途中によった、町アカードにいる。

この町はそこそこに大きく、治安もたいして悪くない。


そして今俺はアカードの冒険者ギルドにいる。


冒険者ギルドとは用は冒険者が依頼を受注するようなとこだ。依頼には色々と種類があり魔物の討伐、護衛、人探し、犯罪者の捕獲、などなどこの他にもたくさんある。

だいたいどこのギルドでも依頼について詳細に書き記されている紙が掲示板に貼られていてそこから依頼を選んで受ける形となっている。なお、依頼には什~壱の階級があり数字が小さくなればなるほど依頼成功難易度は高くなる。また、冒険者にも什~壱の階級がつけられ、自分の階級より一つ上の階級の依頼まで受注出来るようになっている。

そーいえば零なんていう階級もあるらしーな・・・・・


「う~む・・・」

唸る俺。

俺の今の階級は陸なのだが困っている。

依頼がほとんどない。あるのは拾や玖の依頼ぐらいだ。これらの階級の依頼は難易度が他と比べて愕然とするほど違う。

張り出されている依頼は『傷薬を作る為の薬草を取ってきてほしい』とか『迷子になった猫を見つけてきて欲しい』とかその程度のものだ。他の依頼も似たよったり。はっきり言ってこの程度は子供のおこずかいぐらいにしかならない。


「おにーさん。おにーさん。」


「・・・・・・」


「おにーさんってば。そこの地味を絵に書いたようなおにーさん!!」


「・・・・なんだよ。」

悲しいな。一瞬で自分のことだと理解出来てしまった。

振り返ってみるとそこには15、6歳の小柄な女の子が立っていた。

肩まで伸びた太陽のように輝く金色の髪の毛。所々ピンッと重力に逆らうように少し上にむいている。しかし、不恰好になるわけでもなく言い方は少し可笑しいかもしれないが、髪型として整っていて似合ってる。白くてきめ細やかな肌。クリクリとして大きな、吸い込まれるような深い蒼の瞳。スッとしている鼻。薄らと桜色をした小さくて形のいい唇。綺麗な卵型の輪郭。

そして、人懐っこい笑み。

綺麗というよりはかわいいという言葉が当て嵌まる女の子だ。

服装は黒を基調とした変わった模様をしたシャツ。胸部には年相応の膨らみがある。

黒に白い線が縦と横に走った短めのスカート。頭に被る三角帽子は先端がよれてしまい後ろに垂れている。

随分と独特的な雰囲気を醸しだす服装だ。

容姿的な意味でも服装的な意味でも人の目を引くような子だった。さっきからギルド内にいる人達がチラチラと視線を寄せている。


「そーむっとしないでよ。おにーさんもしかしてお金無い?」軽快な口調。



「そうだけど・・・。なんで分かる。」

少し警戒する。



「あはははは!だっておにーさん血眼になって掲示板を睨んでるんだもの。まぁ、しょうがないよね。ここ最近碌な依頼が無いもんね。」


指摘され少し恥ずかしくらる。顔が少し熱を帯びるのが分かる。

次からは気をつけよう。



「で、なんなんだよ!」



「うん。でね、いい話を持ってきたんだけど、ここは一つ乗ってみない?」少女はニィと口の端を吊り上げる。


どうするか・・・。

はっきり言って胡散臭いことこの上ない。しかし、金の当ても無い。しょうがないここはこの話乗ってみることにするか。


「分かった。俺はカイ・テトライト。よろしくな!」俺は握手を求めるよう少女に手を差し出す。



「私はレン。よろしくね!カイ!」レンはニッコリ笑って俺の手を握った。









自己紹介を終えた後俺はレン話を聞いた。話の内容はこの町からやや離れた所に洞窟がありその奥にお宝があるらしい。お宝が他の誰かにすでに発見せれていてらという疑問が出てきたが心配いらなかった。どうやらそこの洞窟は町に伝わる伝承を元にレン自信が調べて発見したとこらしい。もしかしたらレンはすごい奴なのかもしれない。

そして、今その洞窟に移動中な訳である。


「ぐるるるる・・・」獰猛な唸り声が耳に届く。

茶色い毛並。ピンとたった三角の立ち耳。吻のとがったくさび形の頭部。鋭く尖った犬歯が印象的だ。大狼だ。大狼は魔物の一種で有体に言ってしまえばそこらへんにいる普通の狼を大きく倍以上の大きさにした姿をしている。しかし、その大きい体の割に動きが速くやっかいな敵である。ギルドの階級で言えば漆でこいつを倒せるか倒せないかが一つの壁となっている。



目の前に3匹の大狼がいる。3匹とも口から汚らしく唾液を垂れ流している。どうやら空腹のようだ。



大狼の一匹が俺に飛びかかってくる。


―速い


「でも俺より遅い!」俺は懐から刀を抜刀して大狼を胴体から真っ二つにする。


続いてもう1匹真っ二つにする。あと、1匹!


!?


油断したのか狼は既に俺に飛びかかっていた。ちぃぃ!!


『我が求めるのは火炎。我に仇名すものに真円を形どり、薙ぎ払え。』

『ファイヤーボール』


直径60センチぐらいの火球が大狼のどてっぱらに当たり大狼が吹き飛ぶ。



魔術。それはこの世に存在する様々な現象を捻じ曲げて実際にはありえない現象おこすもの。例えば先ほどみたいな何もないところから火球だすみたいなことだ。


「レンお前魔術なんかつかえたのか!?」俺は驚きを隠せなかった。


「そ、私も役に立つでしょ?」得意げにいうレン。


「おう、助かった。頼りにしてるぞ。」実際あの距離なら別になんとか出来たが、魔術の補助があるのは心強い。


「しかし、魔術師っていうの杖とかを使うもんだと思ってたけど・・・」

前に魔術師は杖など発導体を通して魔術の威力を増幅していると聞いたことがある。しかし、レンにそのようなものを使った素振りはなかった。

「あぁ、別に杖である必要はないの。例えばこんな指輪とかでも平気なの。」そういってレンは右一指し指に嵌めた深い緑色をしたエメラルドの指輪を見せてくる。


「へー」こんなものもあるんだと感心する。





しばらく歩いて移動すると目の前に洞窟らしきものが見える。

「おお~ホントに洞窟があった。」しかも地図にも記されていない。改めてレンの能力の高さを知った。


「なによ~信用してなかったの?」頬を膨らますレン。少しかわいい。


いじけるレンをなだめて洞窟に突入する。

洞窟内部はかなり入り組んでいてなんども道に迷った。しかし、特に罠があったり魔物がいたりするわけもなく特に危険も無い。レンは通った所に印をつけたりしている。入り組んで迷ってしまいそうな所などで自分達が道に迷わないようにするためによく使われる手段だ。どうやらこの手の場所には慣れてるらしい。


「そーいえば、カイの使ってる剣ってなんか変わってるよね。」


「あーこれな。刀っていうんだ。確かにあまり見ないかもな。俺も師匠に教えて貰う前まで知らなかったからな。」


「へー。ね、ちょっと見せてよ。」


「駄目。自分の獲物を誰かにわたすのは無理。」


「ぶ~ケチ!」レンがプク~とフグのように頬を膨らます。


無理!絶対に無理!師匠に体の髄にまで刻まれた地獄の日々が思い出される。

『絶対に自分の獲物を手放すような真似はするなよ。いかなるときもだ。』思い出される師匠の絶対王政(教え)


ガクガク



「?どうしたのよ?震えちゃって?」心配そうにレンが見てくる。



「いや、なんでもない。ちょっとトラウマが・・・。あ、あーところでレンの服装は珍しいな。故郷のか?」師匠のことは思い出したくないので無理矢理話題を変える。



「違うよー魔女っ娘の正装だよー」クルリと自分の服見せるように1回転するレン。



「まじょっこ?ようは魔術使いの正装ってことか?それならもっと質素なイメージがあったけど。」



「違う!魔女っ娘!魔女っ娘なの!」力強く断言するレン。



「ふーん。分かった。魔女っ子ね。」よく分からないがそういうものだと納得しておこう。



「着いたみたいだよ。うわぁ~」余りの景色にレンが声を漏らす。



「おおー!」


そこには洞窟の細長道とは全く違う円形状の大きな空間が広がっていた。天井は無く太陽の光が入っている。のどかな雰囲気の所だ。小鳥のさえずりまで聞こえる。辺りにいろんな植物が円を作るように生い茂っている。その中に小さな泉がある。よく見ると泉の中心には棺みたいなものがある。


「レン、あれがもしかして――」



「うん!行ってみよう。」



ギィィィィーー



「あれ?」棺を開けてみると中にはお宝なんてなにもなかった。中にあったのは10センチぐらいの赤い奇妙な雰囲気の鍵だけだった。

もしかしてこの鍵は宝箱を開けるためのものなのかもしれないと思い辺りを見回してみるがそれらしきものは何一つ見当たらない。


「ほんとに・・・ほんとにあった・・・。」レンが小さい声でなにかを言うがあまりよく聞こえない。



「レンこれはどーいうことだよ!?」鍵しかない?ふざけんな!!



「ごめん!間違えちゃった☆」舌をペロリと出してかわらいしくいう。


ふざけんなーーーと言おうと思ったがその時


グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ―――


鼓膜が破れてしまうのではないかと錯覚するほどの雄叫びだ。



ドスン!ドスン!


断続的に響く地響き。

全てが覆い尽くされてしまうとすら錯覚できる巨躯。全身を覆う真紅の鱗。無限に広がる青空ですら飲み込んでしまいそうな雄大に広がる一対の翼。すべてを根こそぎ掻っ攫っていく尖鋭な爪。3m級の猪ですら楽に丸のみしてしまいそうな巨大な咢。






「嘘でしょ――」愕然とするレン。


「あ、あれは・・・」



「「レッサードラゴン!?」」





そして現在――

俺は目の前に広がる草原をレッサードラゴンに追われながら全力疾走している。


レッサードラゴンはドラゴン種の下位に属する。外見は一般的に知られているレッドドラゴンと大差はあまりない。強さはレッドドラゴンと比べれば格段に下がる。しかし、腐ってもドラゴン。階級は肆つまりめちゃっ強いわけである。



え?洞窟の中にいたんじゃ?

レッサードラゴンの野郎が暴れて洞窟の壁ぶち壊したんだよ!そのせいで洞窟は崩れるし最悪だよ!!

レッサードラゴンがぶち明けたとこから逃げて草原にでたのはいいんだけど、レッサードラゴンの野郎まだ俺を追ってやがる。


なんで、俺だけ!?

レンは追われないこといいことに高みの見物だ。ふざけんな!不公平だ!!


いくら、逃げても俺を追ってくるレッサードラゴン。


しかたない・・・やるしかないか。

腹を括る。


刀を抜いて構える。

久しぶりの感覚だ。ここまで強い敵と戦うのは。



ダッ

足に力を籠め一気にレッサードラゴンとの間合いを詰める。

あれだけ巨体だ。懐に入り込んで戦っていれば攻撃があたることはない。


刀をレッサードラゴンの足目掛けて振り下ろす。



ガンッ


刀が弾かれた。

な!?なんて硬い鱗だ。今の一撃でもかすり傷程度しかついていねえだと!?



攻撃が弾かれてしまったことで俺の動きが止まり隙が出来た。それを狙い腕を振り下ろしてくる。


ヒュンッ


レッサードラゴンの腕が空を切る。


攻撃を躱して安心する。それがいけなかった。


な!?



レッサードラゴンは体を上手く捻って俺に尻尾をぶつけてくる。



ドンッ



レッサードラゴンの尻尾に直撃してしまい吹っ飛ばされる。咄嗟に刀でガードしたが衝撃までは駄目だった。

がはっ!!

全身がバラバラになってしまいそうなほどの激痛が走る。



なんか受け身をとって立ち上がる。



レッサードラゴンは動きを止めている。

血の気が引くのが分かる。レッサードラゴンの口から炎漏れているの。


火炎ブレスだ。


ドラゴンの火炎は軽く四千度を超すといわれている。あんなもん喰らったら俺なんか塵一つ残らないだろう。万事休すか―――



『我が求めるのは雷。刹那の時を駆ける一条の光よ、彼の者を貫け。』

『サンダ―スピアー』



レッサードラゴンの顔面に雷の槍が直撃する。ダメージはあまりないようだ。しかし、レッサードラゴンの注意が俺からそれる。雷の槍を放った術者のほうに向く。つまり、レンだ。



「そうよ!こっちを向きなさい!あんたの相手はこっちよ!!」



何馬鹿なことやってんだ!?死んじまうぞ!!?



倒すしかない。レンを助けるには。



刀・妖刀村正に魔力をありったけの魔力を込める。



バチッバチッ


刀に紫電が帯電する。



「うらあああああああああああああああああああああああああああああ――――!!!!」


斬!!!


妖刀村正がレッサードラゴンの腹に食い込む。今度は弾かれることはない。先程弾かれたのがうそのように妖刀村正はレッサードラゴンの腹を走っていく。まるで硬さなどないようだ。



ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお――――


レッサードラゴンの悲痛な悲鳴が上がる。腹部に深い一閃の傷がある。ダバダバと血が流れていく。



ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお――――

レッサードラゴンは翼を広げ大空に飛んでいく。どうやら、あの一撃が相当深手らしい。そのまま、レッサードラゴンはこの場を離れ逃げて行った。



ふぅ・・・あぶなかった。

危機一髪だった。妖刀村正は魔力を込めると紫電が帯電する。そのため超振動と言われる現象が起きて刀の切れ味が格段に上昇する。ただ、俺は魔力の量が少なく一般人を少し上回るぐらいの量しかない。つまり、あの状態はあまり続かないのだ。もし、あのままレッサードラゴンが逃げていなければ負けてしまった可能性のほうが高い。

余談にはなるが師匠に超振動について教えられたが意味は理解出来なかった。



「か、カイ~だ、大丈夫?」レンが涙目でこっちに走ってくる。



それに俺はなんとか苦笑いを返すのだった。





今回結局得るものは特になかった。あったものと言えば怪我と苦労と脱力感ぐらいである。



―と、思っていたがそうでもなかった。レッサードラゴンを斬った時落ちた鱗が高く売れた。という訳で悪いことばかりでもなかった。まとまったお金も入り、今俺は帝都に向けてまた旅を開始した。



―が


「さっきからこそこそなんだ?出てこい!」町を出てから俺後をずっとつけている奴がいる。ばれてないつもりなんだろうけど思いっきりバレバレです。悲しくなるほどに・・・



「あははは~、ばれちゃったか・・・」頭に被った先端がよれて垂れている三角帽子。肩まで伸びた太陽のように輝く金色のところどころピンッとはねている髪の毛。クリクリとして大きく、吸い込まれるような深い蒼の瞳。綺麗というより可愛いという言葉が似合う女の子レンだった。


「やっぱレンか。やっかいごとはもうやだぞ?」


「そ、そんなこといわないでよ~」涙目になるレン。


「で、なんだよ?」


「カイってどこにむかってるの?」


「帝都だけど・・・」その言葉を聞くとレンを目を輝かせてやったと喜ぶ。


「じゃあ、私もカイの旅に連れってて!!」

正直悩む。こいつはなんか腹に持ってそうだ。えたいの知れないなにかを。しかし、こいつの魔術のサポートはかなり役に立つ。正直今回のレッサードラゴンはこいつの魔術の助けがなければ確実に死んでただろう。


「分かった。でも、今回みたいなことはごめんな。」


やったーーとレンは両手を上げて喜ぶ。


「じゃあ、これからもよろしくなレン。」


「こちらこそよろしくね、カイ。」



やっと、やっと主人公強くなったよ。

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