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第三話 お守り

俺はステータスを確認してから少し経ってからあることに気付いた

「あれ、魔力少なくね?」

そう。魔力が少ないのである。あの時は知力に気を取られて全然気にも留めなかったが、よく見たら一桁なのである

でもこの世界の平均値が分からないしまだ少ないと決まったわけではない

そうと決まれば即行動だ。

「ねぇじいちゃん、俺の魔力8ってなってるけど魔法使えないの」

と、尋ねるとじいちゃんは不思議そうに

「魔力が少なくとも魔法は使えるぞ?まぁといっても儂が魔力0じゃから何とも言えんが」

なるほど。魔力0の人もこの世界にいるのか。なら魔力もってるだけ御の字か。

「ありがとうじいちゃん」

そういって俺は自室に戻ると早速作業を始めた

何の作業かって?それは武器作りさ!

俺は魔力は少ないが知力と物作りというスキルがある

早速作るか~材料はさっき町で買ってきたし

ん?なんで材料と作り方を知っているのかって?

そこは生前の中二病黒歴史に関係しているから深くは触れないでほしい

ていうかこの世界材料はあるのに銃自体は存在してないんだよなぁ。つまりこの世界で銃が作れたら魔法と同じくらい強力になるんじゃないかと思ってね

じゃ早速大量生産してこう!


「ルオ16才の誕生日おめでとう!」

そういってじいちゃんは俺にクラッカーを鳴らしてくる

俺は苦笑しながら

「ありがとうじいちゃん」

この世界では16で成人だからもう旅に出れる年齢である

異世界で旅とか最っ高だなぁ!

「んでじいちゃん、突然なんだけど俺──」

旅に出たいんだ。って言おうとした所で

「えーやだー愛の告白ぅー?」

生きがいいなクソジジイ

「まぁ冗談はさておきなんじゃ?」

何もなかったかのような態度辞めろ

「実は、旅に出たいんだ」

と、俺が真剣顔で言ったらじいちゃんも真剣な顔で

「なるほど。旅に出たいのか...だが、旅に出たいというなら当然魔物などにも遭遇する。それでもか?」

魔物か。流石異世界って感じだな、まぁでも当然答えは決まってる。

「うん。俺、もっと外の世界を知ってみたいんだ」

「そうか。まぁ寂しい気持ちはあるが、頑張るんじゃよ。ちょっと待っとれ」

そういってじいちゃんは自室に向かっていった

なんだろな。あ、戻ってきた

「これを持っていくといい。何かあるというわけではないが、お守りじゃ」

そういってじいちゃんは黒いダイヤ型の真ん中に赤い宝石が埋め込まれててその左右に金色のプジョーのライオンみたいなのがいるのがついたネックレスをくれた。

正直言ってめちゃくちゃ高そうだ。やはろ日本人の性というやつか高価なものを受け取るのには少し抵抗がある。

「う、受け取れないよこんなたかそうなやつ」

そう困った顔をして言うとじいちゃんは

「なんじゃ気にすることはない。お前は儂の孫なんじゃ、遠慮することはない」

と良い笑顔で言ってきた。イケメンかよ

というか本当の孫ではないが、そういってもらえると嬉しいな。

「ありがとうじいちゃん!大切にするよ」

そういってその日は俺の誕生日パーティで盛り上がった


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