舞え、不死鳥、百花のよみがえりを
遠いそらに天の歌
紡いで 解いて また紡ぎ
幸い招いて 福招く
愛を呼ばいて 世を照らす
歌いて 歌いて 日が昇る
愛を灯せと日が昇る
暗きで歌う 友の声
そらを降らせて世を招く
千両 万両 柊 南天
ころころ ころころ
神の世呼ばう
鈴の音ふるわせ、玉の音ころがし
咲けよ 徒花
咲け 想い花
天を満たして
地に増えて
みるく世呼ばいて天のごとく
降ろしたまえと花は咲く
赤花、黄花、桜花
想い育てと地を満たす
天の陰陽、地の陰陽
我が身を使うは何ものか
燃える翼に神が笑う
荒ぶる風に神笑う
我は来たりと神笑う
風は暴れて領巾ははためき
乙女がふわりと風に乗る
くるくる回って
領巾をひらひら
空は水色
領巾は天色
雲は光をその身にとどめ
朝日に輝く千のさざなみ
海の向こうにニライカナイ
白き天船 万と押し寄せ
願うは幸い 地を治め
乞うは恩情 天を染め
乙女の舞と楽の音に
神に捧ぐは山丹花
歌って舞って日々の豊かさ
祝って酔って天の豊かさ
その身に降ろせ
この地に降ろせと
神の言祝ぎ
祝いて祝いてよみがえる
幸いばかりの弥勒世に
心ほどきて愛を受け取る
よきことのねにひびをみたすと