第9話 宣戦布告ってヤツか?
「…いってきまーす」
なんか、自分に呆れながら、家を出ようと、ドアに手をかけた瞬間、引っ張られるように、ドアが開く。
「!?なっなんだ」
驚きつつ、そのまま身を任せて、ドアの外へ出た。
すると、目の前には…
カットヘアーで、俺と同い年ぐらいの…女顔っていうか、女の子だよね?
的な人が、何やら言いたそうにたっていた。
「おはようございます、雪さん」
って、誰ですかっ!貴方はっ!なんで、俺の名前知ってんすかっ!そして、もういっちょ、誰ですか!?
「えと…どちらさまでしょうか…?」
あえて、敬語を使う。
「ボクは、神藤 氷柱と申します…今度、隣の家に引っ越してきました…」
はあはあ、なるほど、そういうことですか、なるほどです。
「…ん、でも、なんでおれの名前を?」
「それは、先ほど、お会いした、弓ちゃんに、お教えしてもらって…」
「なるほど、(ニコッ)それで、お聞きしたいんですが・・・」
「ああ、一応、ボクは、男です」
なるほど、よくいわれてるのな。
「じゃなくて」
「一応、ボクは、女ではありません」
…なるほど。そこまで言うか。
「それじゃあ、俺は、学校行かなきゃなんないんで、これで」
「ああ、それと」
「うん?」
一応顔だけ振り向いて、返事
「弓ちゃんだけは、‘譲りません‘」
「…は?」
…なんのこっちゃ!
こうして、始まった、学校…以前の話。
つか、譲らないって…?




