表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/6

引っ越し

猫になってから、いや、我輩が猫になったと認識してから数週間が経った時だった。

我輩は運よく、ペットショップから引っ越しする機会を得た。


我輩の新しい飼い主は、高村佳子である。

税理士の仕事をしている。


我輩の新居は分譲マンションの一部屋だった。

2LDKの一部屋の隅っこに、我輩専用のベッドとトイレが用意された。

しかし、ベッドもトイレも、柵で囲われていない。


我輩は、2LDKの部屋の中を自由に歩き回れるのだ。

ペットショップの小さな檻の中も快適ではあったが、歩き回れる範囲が広がることは、素直にありがたい。


飼い主の佳子が持って来た我輩専用の食事皿には、キャットフードが山盛りに入っていた。

今までペットショップで食べていた量の二倍はある。


よく見ると皿の横にカタカナで名前が書いてあった。


ピエール


なるほど、我輩の名前であろう。

しかし、どこかで聞いたことのある名前である。


我輩は、お腹がいっぱいになるまで食事をした。

いつもより多くの食事をした為であろうか、眠気を感じた。

なので、少し眠ることにした。


食べたいだけ食べて、寝たい時に寝る。

お気楽なものである。

快適な部屋に引っ越した今となっては、人間の数学者の生活には戻れない。


ここで、『猫の方が数学者に適している』という仮説を、我輩は提唱したい。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i476114

i471546
こちらもどうぞ!完結しました!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ