マナー違反な最終回
美味しい食べ物は口にした者を幸せにするだけでなく、食卓そのものの雰囲気を向上させ会話や過ごす時間の質を高めてくれます。しかし、マナー違反な食事はその全てを壊し終わらせてしまいます。
私の友人は食卓にしめじ【しめじ→死命じとなりマナー違反】を出したせいで家庭崩壊し、離婚しました(その後二人とも死んだらしいです)
最終回である今回は最も身近な「家族に振舞ってはいけない食べ物のマナー」について学びましょう。これを学ばなければ間違いなく家庭崩壊します。
それではここで、これまでのページを全て読んでいる(はずの)あなたに試験です。
下記の食べ物をなぜ家族に振舞ってはいけないのかを答えてください。
今まで学んだことを踏まえて考えれば、自ずと答えは見えてきますよ。
それでは、どうぞ。
【試験】
⑴ハヤシライス
⑵カレーライス
⑶ホワイトシチュー
⑷ビーフシチュー
分かりましたか? これでは、答えあわせです。
⑴ハヤシライス
ここまで読んだあなたならもうお分かりでしょう。
『し』という五十音は『死』を連想させます。
なのでハヤシが『早死』を、そしてライスは『来す」を連想させます。
早死来す、つまり家族の早死にを願う印象を与えるためマナー違反なのです。
⑵カレーライス
カレーが『華麗』を連想されると思ったかも知れませんが、それはひっかけです。残念でした。
カレーは『加齢』を連想させます。
加齢来す、やはり家族の老い(つまり早死に)が来ることを願う印象を与えるためマナー違反です。出してはいけません。
実際にはカレーはスパイスによる発汗性および神経への健康に関する効果的な刺激があるため、むしろ加齢を抑える効果があります。
しかし、世の中真実よりマナーの方が大切なので、そこを勘違いして勝手にカレーを出したりしないで下さいね。私の友人の末路をお忘れですか?
⑶ホワイトシチュー
この単語にも『し』が入っているので『死』を連想させます。
シチュー、つまり死中ですよね。マナー違反。
あとホワイトは『ホワイトハウス』つまり権力の象徴である米国をイメージします。なんかイメージが悪いのでマナー違反です。
⑷ビーフシチュー
シチューなので当然ながら死中を連想させ、マナー違反です。ビーフは牛を、つまり狂牛病を連想させるためこれもマナー違反です。
以上で試験を終わります。あなたはいくつ答えられましたか?
一つでも分からない問題があったなら、最初から読み直して下さい。
逆に、マナー違反な理由がすべて分かったのなら合格。おめでとうございます。もはやこの本で学ぶべきことはなにもございません。
実はこの本は『紙』という燃焼性の高い素材で出来ておりますので、焚き火に使っていただければ幸いです。
・おわりに
「マナーとは人を映す鏡であり、人を試す秤である」
冒頭で引用したこの言葉を、あなたは覚えていますか? この言葉は私が考えた存在しない名言なのですが、今ならこの言葉の意味が分かるのではないでしょうか?
分からないあなたは他人の気持ちが汲めない立派なマナー違反者です。もう一度この本を読み直しましょう。
以上で本書のマナー解説を終わりたいと思います。これからのあなたの人生がマナーに彩られたものであることを祈って、私は筆を折らせていただきます。
【コラム】
〜五十音 マナー違反チェッカー〜
マナー違反の種となる五十音をまとめました。フォーマルな場での参考にご使用ください。
あ→悪
い→異
う→飢
え→穢
お→汚
か→禍
き→鬼
く→苦
け→怪
こ→孤
さ→避
し→死
す→吸
せ→責
そ→疎
た→絶
ち→血
つ→痛
て→低
と→屠
な→亡
に→逃
ぬ→抜
ね→無
の→野
は→吐
ひ→火
ふ→不
へ→屁
ほ→墓
ま→魔
み→美
む→無
め→滅
も→燃
や→揶
ゆ→揄
よ→妖
※悪い五十音の後ろにそれを打ち消す五十音を付けることで、マナー違反を防ぐことができます。
まじ→魔死という悪い意味が二つ重なるため、マナー違反
まめ→魔滅となり魔を滅することが出来るため、マナー違反ではない




