恥をかかない結婚式のスピーチをしよう
ある程度責任ある立場になってくると、結婚式のスピーチを頼まれるなんて事がありますよね。頼まれない人は人から信用されていないのでしょうか。気が楽で良いですね。へへ。
さて。そんな結婚式のスピーチですが、使ってはいけない言葉『忌み言葉』があります。
『切れる』や『別れる』など離婚を連想させる言葉や『お前の嫁と寝た』など浮気を連想させる言葉はマナー違反です。そして当然、この他にも忌み言葉は数多く存在します。
では、それを踏まえて、下記の例文をご覧下さい。
【記】
『ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに』
一見無難なスピーチに見えるこの例文ですが、実はこの短文にマナー違反な表現が『4つ』も含まれていることに、あなたは気づきましたか?
気づけなかったあなたは赤信号。今すぐ式場から去りましょう。
それでは、一つ一つ解説していきます。
まずは『結婚』という言葉。
『結婚』は『血痕』を連想させ、血なまぐさいイメージを植え付けます。結婚式では『結婚』という単語は避けるのが無難です。
次に『おめでとう』という言葉。
諸説ありますが『おめでとう』には『汚名で討』つまり「汚名を流し討伐する」という意味があると言われています。
この表現は戦国時代に良く使われたと一説には言われていたらしく、織田信長(※諸説あり)に「おめでとう」と言った家臣、あるいは足軽が打ち首になった(または怒られた)という逸話も一説には残っているらしいです。
次に『末永く』です。
末には『終わり』『終焉』という意味があり、終焉が永く続くとはつまり『永遠の終わり』である『死』を連想させます。当然ながら避けるべき言葉ですね。
最後に『おしあわせに』です。
『お』は当然『汚』を連想させます。そして『しあわせ』は『死合わせ』を。つまり死との巡り合いを連想させます。つまり、おしあわせにという言葉は汚い死に様を連想させます。
さて、これらの知識を踏まえて、もう一度例文を見てみましょう。
『ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに』
もうこの例文の、本当の意味がお分かりですね。この例文は『お前を討つ。血だらけになって汚らしく死ねよ』という意味です。
こんなスピーチをしたら最後、場の空気が『終了』してしまいます。結婚式は当然破綻、ただでさえ低いあなたの社会的信頼がさらに地に落ちてしまうでしょう。
ならばどうすれば良いか。答えは『英語』を使うのが正解です。
英語の『英』は『英雄』を連想させますね。非常に縁起が良いです。
なので『ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに』は以下のように
『ナイスマリッジ。エターナルハッピー。』
と言い換えるのが正解となります。これが俗に言うナイマリエタハーです。
ただし、英語は敵性言語なので、使用が組織にバレると処刑されるので注意してください。