メリーさんno.2
ー二日目ー
男はバイトの休みを友人と過ごし、昼食をとるためにファミレスにいた。
男「昨日メリーって女の人から電話が来たんだけどさ、
全く知らない人ね、
一方的に要件だけ話して電話切るんだけど、
またこれがタイミングが悪くて話全く聞けないんだよな。」
友「・・・えっ何?モテます自慢?
てかメリーってことは外人?
それとも自分のこと一人称をメリーって言ってる痛い人?」
男は昨日あったことを友人に話、話題の糧にしていた。
そんな中今回はタイミング良く?
非通知から着信が入った
男はスピーカー通話に切り替え、友人とメリーさんの通話を聞くことにした。
メリー「・・・もしもし・・私メリー。
今スペインとの国境まで来たけど、貴方がいないの。
今貴方はどこに・・・
店員「御待たせ致しました。
和風おろしハンバーグ和食セットと
唐揚げ定食、ご飯大盛です。」
メリー「・・・日本語?いったいいつの間に?
すぐ向かうから、ちゃんと待っといてよ!」
男「俺が唐揚げ定食。」
友「俺ハンバーグ。」
店員「伝票はこちらに置いておきます。どうぞごゆっくり。」
男「・・・もしもし?メリーさん?
・・・切れてる。」
友「見事に店員と被ったな。
一応聞き取れたのはスペインがみたいなこと言ってたな。」
まぁまたかかって来るだろうと
昼飯を食べ始めた。