4話「勇者召喚」
閑話「神様が転生させたあの子は」は物語の進行上の事情により消去させていただきました
迷宮悪魔を振り切ってから
なんの問題もなく術魔の森を抜けられた
《我はここで失礼する、達者でな》
「そちらこそ」
俺達はそんな会話をし、別れをした
「ゼロノファクト様、ウリエル天使長より勇者が召喚されるという事ですのでこの件をお任せしたいと届きました」
「あぁ、勇者召喚か、それなら仕方ないか、いいよ、今からやるよ」
⇨⇨⇨
という事でやってまいりました
神の空間、で、目の前には男が2人と女が2人いる訳です
眼鏡の青年と茶髪の青年とポニーテールの黒髪女子、で短髪のスポーツ系女子
全て顔が整っている、絶対誰かの陰謀だろこれ
明らかに日本人ですね、どうして日本人ばかり此方に来るのか
「突然ですみませんが貴方方には魔王を倒してもらいます」
「いや、本当に突然だな!てかまず貴方誰ですか?」
眼鏡の青年はツッコミを入れる
ナイスツッコミ
「神です、ということで「まてまてまて!!」なんですか?」
「信じられるか!そんな急に言われて!ましてや男の言うことなんて!」
この声は茶髪の青年だ
「じゃあ女性ならいいんですね、ほいっと、で魔王を「突っ込ませろ!!」はぁ、何ですか?」
「え?何で女性になってんの?」
「それは貴方が女性の言うことなら信じられるって言ったからじゃないですか、だから女性になったんです
神ですよ?それくらい出来て当然です」
「あ、なんかもういいや」
茶髪の青年が食い下がった
眼鏡の青年は少し顔を赤らめている
女性一行は目が点になっている
それもしかたないだろう
男の頃がイケメンなら女性になったら絶世の美女だろう
自分で言ってて悲しくなってきた、これが終わったら男に戻ろう
「で、貴方達が召喚される国には魔王が攻めてきてやばい訳ですよ、で、戦って倒しちゃってください
召喚されたら向こうの聖女やら王族やらに説明されると思います、あ、あと貴方達には私の特権で強いステータスにしといたので頑張ってください、私の名前は貴方方に加護をつけときましたからそれで確認してください。基本的にゲームと同じようにすればいいですよ、ステータスとかありますし
では、言ってらっしゃい」
「え、ちょ、まっ………………
そして神の空間に静寂が訪れる
「一件落着」
俺は男の姿に戻って呟いていた