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1話
ここはどこだ・・・見たことがない景色だ。
いままでいた世界と違い色があ、匂いがありさらにいつものゆったりした感覚に比べ窮屈だ。
窮屈?窮屈ってなんだ?自分の状態を確認してみると・・・なんと肉体があったのだ。
いままでは精神生命体ゆえ意識が広々とした世界に漂っていればよいそんなのびのびとしていたのにこの肉体という器に制限されてしまったものによる感想である。
とりあえず自分のこの狭苦しい感覚はおいて置くとしてあたりを見回してみた。
まわりは、一面灰色であった。そう、上下左右灰色で縦横10歩で壁につくという閉鎖空間なのだ。
とりあえず出口が見えなかったので、しばらく座り込んでいると突然、目の前の壁の一部が開き、ひげや髪もぽうぼうで今にも倒れそうなおじさんがうつむきながら
「はぁ・・・前々回は何かの骨、前回はドラゴンの半身、今回こそは有用なものを上手く呼び寄せられたたと思うのに何も音がしないから失敗かぁ・・・これで俺の研究は終わったな・・・ははは・・・」
とボソボソいっていたので
「あのぉーここどこですか?」
とりあえず声をかけてみた。