回想のようなもの読むのが疲れるであろうモノ 其の1
秋翔は「あきと」と読みます
主人公だったりします
今回は回想だったりしますww
秋翔の家庭はごく普通といえば普通だった。
家は住宅街にある普通の一軒やで、不自由は特に無く育ってきた。
秋翔は3兄弟の真ん中だった。
上には2つ年の違う兄が、下には1つ下の妹がいた。
兄弟がいる人にとってはあたりまえなのかもしれないが、秋翔の親は初めに生まれてきた子供や最後になるであろう子供には手をかけるものだった。
兄が生まれたとき、両親は子育てが初めてだったこともあり兄に愛情を注いだ。不安もあったが無事に兄を育てる事ができた。
次に秋翔が生まれたときは、2度目の男の子ということもあってか、それなりに子育てのコツが分ったらしく落ち着いた子育てだった。
最後に妹が生まれてきた。
そして女の子ということや、両親が「子供は3人にしよう」と決めていたらしく、最初で最後の娘ということもあって、とことん甘やかして育った。
兄は運動神経もよく、頭もよく誰にでも優しい人だったので、年月が経つにつれて秋翔の憧れとなっていった。兄一言で言うとかっこいい人だった。
妹も誰に似たのか、秋翔が言うのもアレなのだが可愛い妹だった――秋翔はそれなりに妹が可愛い事が自慢だったりした――。しかし、甘やかされて育った事により家族の中の立場は秋翔より上となっていた。
つまり何が言いたいのかというと、上には完璧に近い兄が、下には両親がべったりな可愛い妹がいた。秋翔は小学生高学年の頃からそんな日常が当たり前だったので、それなりの家族関係で満足していた。家庭では特に何も求めなくたっていた。いや、最低限の愛情は与えられていたのだが2人に比べるとあってないようなものだったので、それ以外は求めなくなっていた。
その事によって秋翔はクラスにいる誰とも関わらないような、読書をして人を寄せ付けないようなキャラになっていった。そんな自分が普通だと思っていた。
しかし、それは当然訪れた。いや、突然というよりかは積み重ねだったのかもしれない。
それは秋翔が中学生のときだった。たぶん2年生の頃だろう。
秋翔は無愛想だったがそれなりにクラスメイトとは関わりを持っていた。しかし、世の中には自分の思いどうりにならない奴らが嫌いな奴もいて、そいつに可愛い妹がいるとなると嫉妬をする奴らもいた。
まあ、伝わらないかもしれないが、秋翔は若干いじめとは行かないものの、クラスから煙たがられる存在になっていた。
そしてある事件――そんなに大げさではない事だし、今は説明が面倒くさいのある事件とする――を境に秋翔は、兄や妹と違い他人から嫌われる存在になってしまった。
無愛想で無口だった秋翔は、誰とも話さない孤立した存在へと変わっていった。
しかし、秋翔はそれすらも特に何も感じなかった。
一人が苦にならなかったのだった。
ホント読みにくくてすいません